堂安がスタメンで出場し続けているのに、ヨーロッパリーグではDAZNから中継対象を外され、ブンデスリーガではスカパーから放送があったり無かったりと、何故かハブられる扱いになってしまっているフライブルク。
カタールW杯前の第15節、フライブルクとウニオン・ベルリンというブンデスリーガで2位と3位の上位対決、それも堂安と原口の日本人選手2人が先発しながら、スカパープレミアムサービスで生放送があっただけで、BSスカパー環境ではずっと再放送が無く、ようやく1週間後に再放送が行われる有様。
ホームのフライブルクは3-4-2-1のフォーメーションで、1トップがグレゴリッチュ、シャドーにグリフォと堂安が入った並び。対するウニオン・ベルリンは3-1-4-2で。原口がインサイドハーフで10月以来の先発出場。
試合はいきなり前半1分に、フライブルクがギュンターからのクロスに堂安がダイビングヘッドもGK正面。しかしVARでクロスがトリメルの手に当たっていたという判定でPK、これをグリフォが決めてフライブルクが先制。さらに2分後には相手のバックパスを拾ってフライブルクがカウンター、グリフォとグレゴリッチュがワンツー、最後はグリフォが決めてフライブルクが追加点。
しかし9分には、ウニオン・ベルリンゴール前でフライブルクのベッカーに対してヘフナーが後ろから蹴りを入れてまたPKの判定、キッカーはベーレンスだったがコースを狙い過ぎてゴールポストに当たって得点ならず。
前半19分、右サイドでのワンツーから堂安が抜け出し、PAにドリブルで入ったところでレイテに倒され、DOGSOで一発レッド&PKの判定。これもグリフォが決めて20分間でハットトリック達成。さらに前半ロスタイム、堂安からのラストパスにグレゴリッチュが決めて4点目。
後半もウニオン・ベルリンはなかなか試合のペースを握れないまま。15分には原口とベーレンスが下がってトルスビーとミケルが投入される。フライブルクも3人が交代するが、堂安はそのまま試合に残る。
フライブルクは後半18分にカウンターから堂安が持ち上がるもシュートまで行けず。直後に堂安が右サイドでサイドチェンジを受けるがハンドの判定。後半25分にフライブルクは3人が交代、31分には堂安もチョン・ウヨンと交代で下がる。
ウニオン・ベルリンは後半38分、FKからPA内でポストプレイに入ったドゥーヒをカイデルが抱え込んで倒したという判定でPK。これをミシェルに決められたがウニオン・ベルリンの反撃もここまで。フライブルクが4-1で快勝、再び2位に浮上してW杯中断期間を迎えた。
堂安はグリフォのハットトリックに隠れてしまったが、1アシストと相手を退場に追い込むプレイで勝利に貢献。何で代表では上手く堂安を使いこなせてないのか不思議でしょうがない。原口は先発に復帰はしたがほぼ何も出来ず。代表に選ばれなかったモチベーション低下があったかもしれないね。