「古巣との対戦で、労働者への変貌を見せつけた久保」スペイン・リーガエスパニョーラ第10節 レアル・ソシエダ-マジョルカ

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公式戦7連勝中で、リーガでも5位に付けているレアル・ソシエダは、ミッドウィークの第10節に久保の古巣である12位のマジョルカとホームで対戦。

ソシエダは久保とセルロートの2トップに、トップ下がダビド・シルバという、いつもの中盤ダイアモンドの4-4-2、マジョルカは5-4-1の守備的なフォーメーション。

キックオフから久保がGKまでチェイシングして観客から拍手を浴びる。2分に久保の飛び出しにダビド・シルバからロングパスが入るがわずかに届かず。3分に久保に入った縦パスからブライス・メンデスがシュート。そのCKから、メリーノがフリーでヘディングを決めてソシエダが先制。

その後はソシエダがボールを保持してマジョルカが5バックで守る展開が続く。11分にはブライス・メンデスとスイッチした久保がセンターから右足シュートもヒットせずボテボテでGKにキャッチされる。マジョルカも13分に浮き球パスで裏を取ったアンヘルがシュートもゴールポストに当ってゴールならず。

後半5分には、ダビド・シルバからのパスを受けてクロスも相手にカットされる。後半12分にはセルロートからの折り返しをゲバーラがシュートもゴースポスト。そこからマジョルカはアマトがドリブルで切れ込んでゴールを決めたかに見えたが、ボールを受ける前に競ったエルストンドを足で引っ掛けたという判定でノーゴール。

ソシエダは後半20分にダビド・シルバとゲバーラに代えて、カルロス・フェルナンデスとスビメンディを投入、久保はトップ下の位置に移る。すると21分にセルロートからのパスを受けてシュートもバーの上。22分にも、左に流れた久保がシュートもGKにセーブされる。

マジョルカは後半24分にイ・ガンインと交代、逆に後半30分には久保に代えてナバーロが入る。後半40分には折り返しをマジョルカのアマトがシュート、直後にはガラレタが無回転ミドルを放つも、ソシエダGKレミロが何とか防ぐ。

その後もマジョルカにボールを支配されながらも、ゴール前で跳ね返し続けて1-0のまま試合終了。これでソシエダはクラブ史上初の公式戦8連勝をマークした。

久保はスペースが無い分、ボールに触る回数はそれほど多くなかったけど、裏への飛び出しは効果的だったし守備の貢献度も高かった。今やすっかりテクニシャンというより労働者になってるよね(笑)。それだけに、3回あった決定機のどれかは決めたかった。

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