「お疲れ久保、2点目に絡むもすっぽんマークに苦しむ」UEFAヨーロッパリーグ グループE シェリフ-レアル・ソシエダ

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ヨーロッパリーグは現在2連勝でグループ首位のレアル・ソシエダは、勝ち点3でモルドバのシェリフと対戦。ホームのシェリフは3-4-1-2のフォーメーションで、ソシエダはいつもの中盤ダイアモンドの4-4-2、前線はおなじみの久保とセルロートの2トップに、ダビド・シルバのトップ下。

試合はアウェイのソシエダがボールを支配する流れで始まる。久保は最近のパターンで左サイドに張ったポジションを取る事が多いのだが、相手の右CBゾウーリが常に久保を視野に入れて素早く詰めて来る。そして1トップ状態のセルロート左CBのラデリッチがマーク、センターのキキが中を埋める形。

11分、久保が左サイドで相手のマークを抜いたがすぐ2人目にカバーされる。17分にセルロートがゴール前で倒されFK、ダビド・シルバのキックはわずかに右へ外れる。21分には久保からクロスもGKがキャッチ。

シェリフは攻撃陣にアフリカ系の選手をずらりと揃え、スピードとフィジカルで強引に攻めて思い切ってミドルを打ってくる。33分には右に回った久保のクロスを相手がクリアし損ね、中に詰めていたブライス・メンデスがシュートもゴール右に外れる。41分には久保から前線に浮き球パスも味方に合わず。

後半になると久保が中にポジションを取るようになり、シルバと交互にバイタルへ顔を出して攻撃のリズムを作る。すると7分、久保のポストから左へパス、また久保が絡んで縦パス、最後は左に流れたセルロートが折り返したボールをシルバがダイレクトで決め、ようやくソシエダが先制点。

14分、久保が中央でフリーな状態からドリブル、セルロートにパスもシュートまで行けず。16分にソシエダの右SBソラがオーバーラップしたところをキャブが倒し、2枚目のイエローで退場。ブライス・メンデスが蹴ったFKに、ニアに入ったエルストンドが頭で触ったボールがゴールイン、ソシエダが追加点。

ここでシルバに代えてカルロス・フェルナンデスが1トップに入り、久保が左ウイングに移る。シェリフも4-3-3へとフォーメーションが変更される。30分には左サイドから久保がカルロス・フェルナンデスとワンツーもずれて受けられず。

終盤は久保もあまり動き回らず、体力を温存しながら時間を消化。試合はそのまま0-2で試合終了、これでグループリーグ3連勝で首位をガッチリキープした。久保は2点目には関与したが、終始相手のマンマークに苦しみ、疲れがあるのかプレイ精度はバラつきがあってミスも多かった。チームにけが人が続出しているので、まだまだ酷使される時期が続きそうだ。

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