「FWの駒が揃ってベンチスタートの久保、目指すべきはダビド・シルバ超えか」スペイン・リーガエスパニョーラ第5節 レアル・ソシエダ-アトレティコ・マドリー

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現在3試合を経過したリーガ・エスパニョーラ。ホームオンレアル・ソシエダは2勝1敗の8位、アトレティコ・マドリーは6位という対戦。ソシエダのフォーメーションは中盤ダイアモンドの4-4-2で、2トップはチョーと新加入のセルロートで、久保はベンチスタート。アトレティコ・マドリーは5-3-2で、2トップはジョアン・フェリックスとモラタ。

試合は前半5分に、カラスコのCKがゴールポストに当たって跳ね返ったボールをモラタが押し込んでアトレティコが先制する。ソシエダも12分にチョーの抜け出しからクロスをダビド・シルバがハーフボレーもアトレティコGKオブラクがキャッチ。15分にもチョーのクロスをメリーノが合わせるもゴールポスト。21分にはメンデスのミドルをオブラクが弾く。

チョーのスピードは対面のヒメネスを翻弄、そこから何度もチャンスは作るが、逆にいうとパスは繋ぐが決定的な仕事はさせてもらえない。逆に30分、カウンターからジョアン・フェリックスがキープ、こぼれ球をモラタが決めたかに見えたが、VARでジョアン・フェリックスがハンドと判定されノーゴール。39分にもヒメネスの強烈なミドルをGKレミロが手に当ててクロスバーと、相変わらず守備は危なっかしいソシエダ。

後半からセルロートに代えてこれまた新加入のサディクが入るソシエダ。4分にサディクの強引なドリブルからファールを誘いFKを得る。すると10分、左からのチョーのクロスに高いジャンプで胸に当ててねじ込み、ようやくソシエダが同点に追いつく。

徐々に試合は中盤にスペースが空いてオープンな展開になり出したところで、後半25分に久保がダビド・シルバに代わって途中出場、そのままトップ下に入る。久保はまずファーストタッチで相手に囲まれながらのターンから中へ切れ込んで展開、観客の拍手を浴びる。32分に、久保の芸術的なスルーパスからサディクがシュートを決めたがオフサイド。

アトレティコもジョアン・フェリックスのドリブルからスルーパス、しかしアンヘル。コレアのシュートはコースが甘くてGKレミロがキャッチ。90分には久保が右CKから直接ファーへのゴールを狙ったがわずかに外れる。ロスタイムは7分あったが、残りはソシエダが息切れしてアトレティコに攻められるが、そのままスコアは動かず1-1のドローで試合終了。

前半はソシエダが優勢、終盤はアトレティコに圧倒されたという点で、内容的には互角のドロー。久保については体自体はキレていただけに27分しか使ってもらえなかったのは残念。ダビド・シルバが本調子とは言えないだけに、トップ下で久保とのローテーションを考えても良いんじゃないかと思ったね。

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