「後半ロスタイム5分に痛恨の同点弾、今年もドロー祭りは続くのか」ドイツ・ブンデスリーガ第2節 ブレーメン-シュツットガルト

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開幕戦はライプツィヒに対してドローで終えたシュツットガルト。2戦目は2部からの昇格組であるブレーメンとアウェイで対戦。シュツットガルトのフォーメーションは3-1-4-2で、遠藤がキャプテンでアンカー、伊藤が3バックの右で先発。対するブレーメンも3-1-4-2のマッチアップ。

試合はホームのブレーメンが積極的に前へ出てペースを握ると、いきなり前半4分に遠藤がビッテンコートに押されてボールを奪われ、左サイドへ展開してからのクロスをフュルクルクがヘディングをコースに決めてブレーメンが先制する。

その後もサイドの攻防でシュツットガルトは圧倒され、さらに10分までに2度の決定機を作られるが、前半20分を過ぎるとブレーメンの勢いも若干後退、シュツットガルトが攻撃を組み立てるようになる。

すると前半38分、シュツットガルトは相手陣内で奪われたボールを左サイドで奪い返すと、アバダの縦パスをカライジッチが斜め後ろに流し、フリーになっていた遠藤が右足を振り抜き、ゴール左に突き刺さる同点ゴールを決める。

後半はどちらも攻め合う展開。10分にはシュツットガルトのティアゴ・トマスが左サイドを突破、PAで加速してシュートもブレーメンGKパヴレンカが素早く前に出て体に当て、勝ち越しゴールならず。

26分には相手のカウンターに対して伊藤がヴァイザーにスライディングを仕掛けてイエローカード。28分にはCKから遠藤がヘッドも威力が無くてキャッチされる。32分に伊藤のパスを起点に最後はカトンパ・ムブンパが抜け出し、シュツットガルトが勝ち越しゴール。

3分後にも同じような形からカトンパ・ムブンパがシュートも今度はパヴレンカが体で止める。その後もしっかりシュツットガルトがコントロール、このまま勝利を納めるかと思いきや、ロスタイム5分にロングボールを頭でそらされ、伊藤が追ったがボールに触れず、バークに押し込まれて同点、そして試合終了。シュツットガルトは2試合連続のドロー、昨年も同じようにドローが続いて勝点を増やせず残留争いに巻き込まれたので、嫌なスタートになってしまった。

もったいない結果だけど、内容的にはシュツットガルトが劣勢だったので残当。遠藤は守勢もあってかアンカーらしくバランスを取った守備で奮闘。でもバランスを取る遠藤はらしくないよね(笑)。伊藤は相手のサイドに押されて攻撃ではいつもの良さが出せず。ロスタイムの失点はもうちょっと何とかしたかった。まあこれも勉強ですな。

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