”ジャパンズウェイ”の唯一評価出来る部分というのは、ある程度サッカー観を共有した選手たちが、何日かの練習期間を取って戦術やコンビネーションを詰めていくと、それなりに完成度の高いサッカーが出来るというところである。
この韓国戦の場合も、GKが谷に変わり、山根が怪我で小池が右SBで出場した以外は初戦の香港戦と同じ、横浜Fマリノスのメンバーが中心でサッカー観は既に共有できている。そしてアジア予選でも、谷口がCBに入った試合は吉田よりもラインを高く出来るので、プレスの連動性が高くなる。そのメリットが大きく発揮された試合だったように思う。
そして何と言っても、U-23アジアカップでも存在感を見せつけた藤田譲瑠チマが効いていた。ポジショニングにやや難があるので、スペースがあると良さが出ないが、これだけコンパクトだとダイナミズム、フィジカルが非常に活きる。本大会も柴崎より藤田を呼ぶべきだろう。
大会MVPに決まった相馬勇紀は、セットプレイという武器もあるし4-3-3で行くなら南野より適性があると思うが、森保監督の序列をひっくり返すのは厳しいだろうね。町野も森保監督のサッカーなら古橋よりも使い道があると思うが、果たしてどうなるだろうか。
それにしても、敵ながら心配になるのは韓国。レギュラーである欧州組の攻撃陣が不在とは言え、あまりにも攻撃でミスが多かったし、何より日本相手には目の色を変えてガツガツ来るようないつもの覇気が無かった。ハリルはE-1が止めになって首が飛んじゃったけど、パウロ・ベント監督は無事でいられるんだろうか?
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— #EAFF2022 (@EAFF_Official) July 27, 2022
表彰式でも喜びはそこそこという感じなのが、カタール未満な彼らの現実を表しているように思いますな。