「伊東が全得点に絡み12アシストも、全体的には低調なプレイぶり」ベルギー・プロリーグ第29節 ゲンク-コルトレイク

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前節にアンデルレヒトに敗戦した事で、プレーオフ1の可能性が極めて厳しくなってしまったゲンクは、勝ち点4差で11位のコルトレイクと対戦。伊東はいつものように4-3-3の右ウイングで先発、コルトレイクの渡辺はベンチスタート。

試合はホームのゲンクが圧倒的にボールを支配。伊東は右サイドから何度もクロスやCKの場面を作ったが、ことごとくコルトレイクに跳ね返される。14分には、伊東のスルーパスにトアストヴェトが飛び出し、折返しをオヌアチュがシュートもGK正面。

しかし前半17分、伊東のCKに頭2つは抜けて飛び出したオヌアチュがニアにヘディングを決め、伊東が今期リーグ12アシスト目となる先制点を決める。その後もゲンクのペースは落ちず、22分には伊東のクロスからファーサイドに流れたオヌアチュが折り返し、ペインツィルが難なく押し込み追加点。

ここからはゲンクがペースダウン、自陣に引いてコルトレイクがボールを保持する流れに変わる。しかし前半終盤はまたゲンクがペースを握り、ロスタイムのオヌアチュのヘッドなど何度かチャンスはあったが決められず前半を終了する。

後半早々にも、伊東は高い位置でボールを奪ったがパスが相手に引っかかる。その直後、コルトレイクはPA内でメサウーディがGKと1対1でのシュートも、ゲンクGKファン・デ・フートにセーブされる。5分には伊東がミドルも大きくハズレる。

10分にもコルトレイクがミドルシュートをファン・デ・フートが弾いたところから連続攻撃も決められず。14分には、ゲンクのCKからシュートがゴールポスト、そこからのカウンターでムバヨがGKと1対1もファン・デ・フートが鋭く飛び出しセーブ。

しばらく膠着状態が続き、31分に左サイドから中へ走り込んだ伊東にパスが通り、シュートも相手のカバーにあってしまう。32分には縦パスを受けてターンをした伊東が倒されヨンクヘーレにイエローカード。

終盤はどちらも中盤にスペースが空いてゴール前のシーンが増えるものの、攻撃がグダグダでなかなか決定機まで行けず。ロスタイムにはゲンクがネーメト、コルトレイクもハーマンがDFラインの裏を取ってシュートも決まらず。とどめで伊東が抜け出すもギリギリで相手にクリアされ、そのまま2-0で試合終了。

伊東については、全得点に絡むと同時に1アシストを積み重ねて12に伸ばす活躍。とは言え、あれだけCKやクロスがあったら1つぐらいは決まるだろうし、結構雑なミスもあったので出来としてはイマイチ。疲れやモチベーションの問題もあるのかもしれないね。渡辺は残念ながら出番は無かった。

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