「後半投入の伊藤涼太郎がドッピエッタ、シント・トロイデンが大逆転勝利」ベルギー・プロリーグ・プレーオフ2第2節 シント・トロイデン-メヘレン

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今期のベルギーリーグは30節までのレギュラーシーズンを終了し、1~6位がプレーオフ1としてCL出場権を争い、7~12位がプレーオフ2としてヨーロッパリーグの枠を争うステージに突入している。

レギュラーシーズンで9位だったシント・トロイデンは、今節で8位のメヘレンとアウェイで対戦。フォーメーションは3-4-2-1で、鈴木彩艶がGK、藤田がボランチ、左WBに小川諒也、右のシャドーが山本理仁と日本人が4人先発。

試合はボールを繋ぐシント・トロイデンに対してメヘレンは高い位置からプレス、いきなり鈴木彩艶が相手にプレゼントパスのピンチを作ったり、7分にはセカンドボールを拾われて至近距離からシュートを打たれるが、何とか失点を免れる厳しい展開。

26分に、メヘレンのFKを鈴木彩艶がキャッチしきれず後逸、カバーに入ったヴァン・ヘルデンがポストに激突してヤンセンスと交代するアクシデント。34分には小川の飛び出しをガラナンガが引っ張って倒しイエローカード。40分にはCKからベイツの至近距離からのシュートを鈴木彩艶が防ぐ。

しかし前半ロスタイム5分、メヘレンはPAすぐ右でファールを受けてのFKで、ポストに当たったボールをベイツが押し込んでメヘレンが先制。さらに後半10分、メヘレンがGKからのロングボールからハイレマンスが抜け出し、折り返したボールをバセットが決めて追加点。

ここでシント・トロイデンは山本、藤田らをを下げてステウカース、ザヒロレサラーム、伊藤涼太郎を投入する。すると後半22分、伊藤が中でボールを受けてステウカースにパス、リターンを受けてシュートを決め、シント・トロイデンが1点を返す。

さらにシント・トロイデンは31分にコイタのミドルシュートで同点に追いつくと、34分には伊藤がシュートもメヘレンGKクッケがキャッチ。37分には相手のなんでもないシュートを鈴木がキャッチミスして危ないソーンを作られる。

すると後半45分、伊藤が自身のCKから跳ね返りを拾い、切れ込んだそのまま右足でコースに流し込みドッピエッタ。メヘレンは選手交代で打開を図るも、そのままスコアは動かず2-3で試合終了。シント・トロイデンにとってはELを目指す上で大きな勝利となった。

シント・トロイデンは日本人選手5人が出場したが、伊藤涼太郎が大殊勲のドッピエッタを決めた以外はあまり印象になった選手はいなかった。つーか、相変わらず鈴木彩艶は良いセーブもあれば凡ミスもあって不安定で心配になってしまう出来であった。

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