「オールドファームで2G1Aの大暴れ、既に旗手はレジェンドの域に」スコットランド・プレミアリーグ第22節 セルティック-レンジャーズ

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冬に3人の日本人選手が移籍して初めてのオールドファーム・ダービー。残念ながら古橋と井手口が怪我で欠場、代表帰りの前田大然はベンチで、旗手だけが4-3-3のインサイドハーフでスタメン出場。対するレンジャーズも4-3-3のフォーメーション。

試合はホームのセルティックが押し込む展開。サイドで基点を作って、ウイング、インサイドハーフ、SBがローテーションしながら5レーンを作って攻める、ポステコグルー監督らしい攻撃を見せる。

前半5分、セルティックのCKをクリアしたボールが旗手の前に転がり、ワントラップから狙いすましたシュート、これが相手の足に当たってコースが変わってゴール、いきなり先制点を決めてしまう。

15分にも旗手のミスパスをジョタが拾ってシュート、こぼれ球をヘッドもレンジャーズGKマグレガーがファインセーブ。18分にはクロスをギアクマキスが合わせたシュートもまたマグレガーに防がれる。27分には右から崩してギアクマキスが飛び込むも、またマグレガーの足に当たってゴールならず。

そこからはセルティックのペースがやや落ち、レンジャーズが盛り返す展開に。前半41分にはセルティックのDFラインにポッカリ空いたスペースにアーフィールドが飛び込み、GKハートと1対1になったがわずかに合わずキーパーキャッチ。

するとその直後、ユラノビッチのパスから選手がスイッチ、中の旗手に渡ってワントラップから狙いすましたシュートをゴール右に決めて2ゴール目。さらに44分、スローインから左サイドを旗手が抜け出し、クロスを中へ飛び込んだアバダがフリーで押し込み3点目。

後半はレンジャーズが高い位置からプレスを仕掛け、セルティックのビルドアップを阻害しにかかる。旗手は献身的なカバーで守備でも貢献。後半16分にはこの日の朝に到着した前田大然が早速1トップで出場。

しかしレンジャーズがボールを支配する中、前田へのボールはクリア気味のロングボールがほとんどで、高さでの勝負はさすがに分が悪い。27分には疲労困憊の旗手がスタンディングオベーションを浴びながら交代。

その後はレンジャーズがほとんどセルティック陣内でプレイ、34分にはジャックに強烈なミドルを浴びるがクロスバーに当たって跳ね返る。44分にはCKからニアで前田がヘッドで流すも相手の体に当たる。ロスタイムにはレンジャーズにフリーでヘディングを打たれるが枠外、そしてそのまま試合終了。

セルティックは3-0の大差でオールドファームに8試合ぶりの勝利を飾ると同時に、レンジャーズとの順位を逆転、リーグ戦で首位に立った。まあセルティックファンにはたまらない試合だっただろうし、そこで2G1Aしたのだから既に旗手はレジェンドの仲間入りですな。前田も古橋がいないうちに結果が欲しいね。

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