ここ3試合は先発から外れていた田中碧が、代表帰りなのに先発へ復帰したので、昨日はスカパーの動画配信サービス「SPOOX」でライブ観戦。
現在6連敗中のディナモ・ドレスデンは中盤ダイヤモンドの4-4-2で、デュッセルドルフは中盤フラットの4-4-2というフォーメーション。
前半11分に、デュッセルドルフは高い位置でボールを奪ってイヨハからナライが抜け出すも、パスのコースが悪くて時間がかかってゴールならず。21分にはカウンターの場面から、田中碧が積極的に攻撃参加するがクロスが届かず。24分にはデュッセルドルフのハーフカウンターから攻め込み、最後は田中碧がマイナスのパスをダイレクトボレーもバーの上。
ここまでリズムが良かったデュッセルドルフだったが、前半42分に中盤のスペースがポッカリ空いたところを繋がれ、ケーニヒスドルファーがスルーパスにうまく抜け出した所をCBクラーラーが後ろからひっかけPK。これをダフェルナーに決められ先制点を奪われてしまう。
後半は両チームともに拮抗した展開。田中碧も徐々に良い形でボールに触れるようになるが、カウンターを狙うにはデュッセルドルフの前線に力強さもスピードも無い。逆に後半25分にデュッセルドルフのオーバードルフのバックパスミスから決定機を作られるがなんとか防ぐ。
試合終了間際の44分には、セットプレーからの折り返しをボジェニークが合わせるもわずかに枠外。そしてそのまま0-1で試合終了。これでデュッセルドルフは4試合勝ち無しで勝ち点16の13位。降格圏とは勝ち点4、プレーオフ圏とは勝ち点2差で厳しい戦いが続く。
田中碧は結局フル出場。アジア予選を経たせいか以前に比べると危機管理の意識はレベルアップしているものの、攻撃面のセンスを発揮するほどチームが良くなっていない。後半18分にボランチで先発したボドツェクが下がってからは、田中が明確にアンカー役となりビルドアップを担う場面が多く、何度か良い形の攻めを見せるがゴールには繋がらなかった。このまま先発に定着するといいんだけどね。