「長時間VARで伊東のゴラッソが取り消されるも、何とか1点を守り切って勝ち点3」カタールW杯アジア最終予選 グループB ベトナム-日本

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日本に対して勝ち点6差を付けているサウジアラビアと、3差のオーストラリアが対戦した試合がスコアレスドローに終わり、日本にとっては是非とも差を詰めておかなくては試合。

日本はGK権田、DF長友、吉田、富山、山根、MF守田、遠藤、田中碧、FW南野、大迫、伊東の4-3-3、ホームのベトナムは予想通り5-4-1のフォーメーション。

試合は当然アウェイの日本がボールを支配。前半17分に、」大迫のポストから南野が抜け出し、クロスを伊東純也がファーで合わせて先制する。

さらにベトナムCKからのカウンターで、伊東が拾ってそのままカットインからミドルをニアに突き刺し2点目、と思いきや長い時間をかけてのVARで田中碧がシュートに関与したとの判定でオフサイド。

後半17分に長友と南野を下げて中山、浅野を投入する。後半35分、CKの流れから柴崎がシュートもGKに弾かれゴールならず。30分に大迫と田中に代えて古橋と柴崎、最後は原口を投入するがスコアは動かず0-1で試合終了。

まあ欧州組はチーム合流後翌日の試合だったので、最低限勝ち点3を取れればいいかと思っていたが、ベトナムに決定機は与えなかったものの、本当にそれが上出来な試合内容になってしまったのは苦笑するしか無い。

コンディションに長けた上田、前田の国内組がベンチ外、三笘は結局使われず、得失点差はわずかに1を積み重ねたのみ。日本代表の人気低下が叫ばれて久しいが、こんな試合を見せられていたのではDAZNで放送されるだけ幸せだと思わざるを得ない。

次のオマーン戦に勝てなければ2位通過は絶望の崖っぷちはまだまだ続く。次は11月16日、オマーンアウェイでの対戦。ここが今大会の予選最大の山場になるだろう。

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