FC東京でのGM時代は、度重なる監督起用の失敗などでお世辞にも評判が良いとは言えなかった立石敬之氏。
しかしシント・トロイデンのCEOになってからは、冨安や遠藤、鎌田などいまやA代表のレギュラーとなった選手を次々に獲得、しっかり育てて4大リーグに売却するなど、多少のハズレはあるにせよ選手を見る目を発揮しておられるだけに、このインタビューは大変示唆に富んでいるなと思いました。
STVVの立石敬之CEOインタビュー連載、第2弾です!
今回のテーマは欧州で活躍できる選手の傾向や現地での日本人選手に対する評価について。
林大地選手の移籍にも触れています。【第2回】欧州移籍の最適なタイミングとは? | シント=トロイデンCEOが語る海外移籍の最新事情https://t.co/WOZSInlAP1
— Wataru Funaki 舩木渉 (@watarufunaki) August 17, 2021
特に注目すべきなのは、『やはりJリーグで継続してレギュラーポジションをつかんでいる選手、あるいは大きな成長のきっかけをつかみつつある選手でないと厳しい。なぜかというとプロの世界で「やり遂げた」何かが自分の中に残っておらず、常に不安を抱えたままプレーしていて、本当の意味での「自信」が持てないんです。』という部分ですね。
あと、ここには書かれてないですがやっぱりフィジカル。ボールを持っても簡単に潰されてしまったり、重いピッチでボールを運べないのではやはり厳しい。関根や小池はこれで苦しみましたね。伊藤達也は両方のスパイラルに入り込んでいる例でしょうか。しかしそう考えていたのであれば、何故伊藤を獲得したんでしょうね。
今夏での移籍を希望している鈴木優磨の後釜として、五輪代表で活躍した林大地を獲得しましたが、お世辞にも得点力がある選手ではないので、結果が第一の海外でどう戦力にして行くのか注目したいところです。