「原口が早速先発出場、遠藤渓太のベンチ外は移籍のためか?」ドイツ・ブンデスリーガ第1節 ウニオン・ベルリン-レバークーゼン

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昨シーズンは昇格組ながら7位という好成績で終えたヘルタ・ベルリンは、1つ上の6位だったバイヤー・レバークーゼンとの開幕戦。スタジアムは50%の入場制限で、11000人のサポーターが詰めかけた。

ウニオン・ベルリンは5-3-2のフォーメーションで、ハノーファーから移籍して来た原口がインサイドハーフで先発、遠藤はベンチ外となっている、対するレバークーゼンはユーロで大活躍したチェコ代表FWシックをトップに置いた4-2-3-1の形でスタート。

試合はホームのウニオン・ベルリンが素早い攻撃でペースを握ると、前半7分にマックス・クルーゼのダイレクトパスに抜け出した、リバプールから移籍したFWのアウォニイがドリブルで2対1を交わしてゴールを決め、ウニオン・ベルリンが先制する。

ウニオン・ベルリンの戦術は、5バックの両サイドがあまり高い位置に上がらず、原口が入ったインサイドハーフの選手がサイドアタッカーとしても働く特徴があり、攻守両面でインサイドハーフの選手に対するタスクが非常に多い。

案の定、前半12分に左のインサイドハーフであるイングバルトセンが、相手のSBであるフリンポンに対してアタックに行って抜かれると、フリンポンからのパスを受けたディアビがドリブルで切れ込みそのままゴールを決めてレバークーゼンが同点に追いつく。

ずっとウニオン・ベルリンが劣勢な時間が続くも、前半43分には原口が中央で力強いドリブルを見せてチャンスメイク。後半の立ち上がりもウニオン・ベルリンがペースアップ、10分には原口が攻撃参加もわずかにパスが合わず。

後半16分にもPA内へ侵入するがシュートまで行けず。21分にはミドルシュートを放つもスライスで大きくそれる。後半32分に原口はミドルも味方に当たってオフサイド、このプレイで足が攣ったようで36分にベーレンスと交代。

その後はどちらにも決定的なチャンスはあったが最後まで得点は決まらず、結局1-1のまま試合終了。ウニオン・ベルリンは勝ち点1での開幕スタートとなった。

原口は5-3-2のインサイドハーフという難しいポジションを、足が攣るまで走り回って良く支えたが、前半のような孤軍奮闘状態では今後を考えるととても持たないので、何とか戦術的な改善が欲しいところ。遠藤渓太は特に怪我という情報は入ってないのにベンチ外。移籍の話でもあるのか気になるところだ。

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