最近は採用の面接だったり、査定の面談だったりで異様に多忙で、帰宅してもなかなか2時間もサッカーを見る時間が取れず困っております。
コロナで世界中のサッカーも無観客が続き、若者のサッカー離れが加速しているという報道がありましたが、Youtubeなどのネット配信に慣れきった若者は、そもそも2時間もかかるサッカーというコンテンツが退屈と思っているというレポートもあります。
そんな逆風が吹いているサッカー界にあって、自分の個人財産だけでリーガ・エスパニョーラ所属のレアル・バリャドリードを買収、会長として直接経営に携わっている元祖「怪物」ロナウドの連続ドキュメンタリーがDAZNで始まっているので昨日はそれを見ておりました。
以下、番組の概要。
- 2018年9月に、怪物”フェノメノ”ロナウドが突如バジャドリーを買収、会長に収まった。それまでもロナウドは北米リーグのクラブで経営の勉強をしていたらしい。
- 当然、マスコミやサポーターからの注目度は青天井、熱狂的に迎えられた。早速、マーケティングのためにプレシーズンをアメリカのカリフォルニアで実施。
- しかし18-19シーズンは残留争いを展開、ヘタフェに負けた時には降格圏に沈んでロナウド会長も体調が悪化したぐらいだったが、27節のラージョ・バジェカーノ戦で勝利して残留を確定。
- シーズン限りで引退を決断したボルハ・フェルナンデスの慰労を兼ねて、ロナウドが所有するイビサ島の別荘にチームを招待、クルーザーで海遊びをしたりしている。
- 再びアメリカでプレシーズンを過ごしたシーズンの開幕は、ロナウドの古巣レアル・マドリーとの対戦。試合前にはペレス会長との昼食会に参加、スタンドで同席しながら試合を観戦。
- 試合はレアルが圧倒的に攻撃を仕掛けながらも得点はベンゼマによる1点のみ、後半にグアルディオラの得点でドローに終わり、これは良いスタートを切ったと思われた。
- が、引退したボルハも含めてチームの7人が八百長疑惑で逮捕されるというまさかの展開、ここで第1回目の放送が終わった。
今やオイルマネーやチャイナマネーあらずばオーナーにあらず的なレッドオーシャンである欧州4大リーグのクラブにあって、まあ何と牧歌的なおとぎ話だなとちょっと感動しますね。
でもまだJリーグ程度の規模であれば、かつて三木谷氏がヴィッセルを買収したように、元スター選手が個人財産で買収するのも不可能ではないと思うので、本田や長友、うんちを研究する会社を経営している鈴木啓太とか、どんどんJリーグの経営に参加するようになると、話題にもなって良いんじゃないかと思うんですけどね~。