「チームの逆転勝利に火を付ける、遠藤の3人に囲まれてのゴラッソ」ドイツ・ブンデスリーガ第33節 ボルシアMG-シュツットガルト

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数字上はヨーロッパカンファレンスリーグ入りの可能性を残している7位のボルシアMGは、ホームに10位のシュツットガルトを迎えての試合。ボルシアMGのフォーメーションは4-2-3-1で、シュツットガルトはいつもの3-4-2-1で遠藤ももちろんボランチで先発。

試合はホームのボルシアMGが押し気味に試合を進めるが、シュツットガルトも遠藤がアンカー気味に下がって相手のトップ下に入ったシュティンドルをマークしつつ、ビルドアップではDFラインに下がって相手のハイプレスを交わして試合を落ち着かせる。

それでも大部分の時間は自陣に5-4-1で守備固めることを強いられるシュツットガルトだが、何とかPA内で粘り強い対応を見せて跳ね返し、辛抱強くカウンターを狙う展開。しかし少しシュツットガルトが盛り返したかと思った終盤の前半45分、クラマーがPA内で粘って上げたクロスをシュティンドルがボレー、これが決まってボルシアMGが先制する。

後半も同じような展開が続くが、ようやく15分過ぎになってシュツットガルトが連続攻撃、ここでカストロが途中出場して遠藤からキャプテンマークを受け取る。後半22分にはGKにキャッチされたがPA内からフェルスターがシュートと、シュツットガルトは初めての決定機。

すると後半23分、PA手前でパスを受けた遠藤が相手3人に囲まれながらミドルシュート、これがゴール右隅に決まるゴラッソとなってシュツットガルトが同点に追いつく。ボルシアMGも直後にアーリークロスからの落としをラザロがフリーでシュートもわずかにゴール右へ。

後半27分には遠藤がDFライン裏へ飛び出すも浮いたパスはわずかに届かずと、遠藤が攻撃参加する機会が増えるようになる。そして後半32分、カストロのCKから最後はシュテンツェルがミドル、これがカライジッチの足に当たってコースが変わり、シュツットガルトが逆転ゴール。

その後はボルシアMGの猛攻を受けるも、シュツットガルトは上手くファールを使って時間を消費、ロスタイムには遠藤が相手との競り合いで腕を使って押したとみなされイエローカード、これで累積5枚目となって遠藤は最終戦での出場停止が確定した。

そして試合は1-2のまま終了、これでシュツットガルトはボルシアMGと勝ち点1差の9位に浮上、逆にボルシアMGはヨーロッパ行きの可能性が消滅した。遠藤にはまだ代表での試合が残っているので、早めに帰国してコンディションを整えて欲しいね。

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