現在10位のシュツットガルトは、まだ1部残留が確定できていないアウクスブルクと対戦。遠藤はこの試合もボランチでスタメンになった3-4-2-1のフォーメーション、対するアウクスブルクは4-4-2の形。
試合の序盤は、残留がかかったアウクスブルクが前がかりで攻めに出て、シュツットガルトが受けに回る形。しかし前半11分、アウクスブルクの選手がクリアで2人重なったシーンでボールを奪うと、クロスにカライジッチが足元に落とし、そのボールをフェルスターが蹴り込んでシュツットガルトがワンチャンスで先制する。
アウクスブルクも失点直後、そして前半26分にPA内でシュートを放つ決定機があったが決められず。37分にもアウクスブルクのバルガスが中央をドリブルで持ち込みシュート、45分にも右から同じような形でバルガスがシュートも、シュツットガルトGKブレッドロウが横っ飛びで弾く。
後半に入ってもアウクスブルクのペースは続き、8分にはFKからCBのオックスフォードが胸に当てたボールが枠内へ飛ぶが、これもブレッドロウがしっかりキャッチ。しかし後半14分、久々にシュツットガルトが攻め込んだ時間帯のカウンターから、クロスからのヘッドがケンプフの体に当たり、それをニーダーレヒナーに押し込まれ同点。
その後もアウクスブルクが攻勢を続けるが、後半24分にシュツットガルトは途中出場のトミーからのクロスをカライジッチが頭で押し込み逆転。後がないアウクスブルクはさらに猛攻を仕掛けるものの、シュツットガルトは分厚く守ってゴールを許さず、2-1で試合終了。
アウクスブルクは残り2試合で、17位ケルンとは勝ち点5の差で自動降格はまず無いだろうが、16位のビーレフェルトとは勝ち点2差でプレーオフ行きの可能性はまだあり得る厳しい負け。シュツットガルトはぶっちゃけヨーロッパ戦も降格も無いので省エネサッカー、遠藤もほぼ攻撃参加せず守備メインで流していた感じだったね。