「U-24アルゼンチンのような鹿島の統一性、リーグ戦で敗れた福岡に5点のリベンジ」ルヴァンカップ グループA アビスパ福岡-鹿島アントラーズ

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今期はJ1のうちACLに出場する4チームを除いた16チームが、4つのグループに別れて戦うルヴァン・カップのグループステージ。福岡は3/17のリーグ戦で鹿島に対して1-0で勝利を飾っている。

現在J1で10位に付けている福岡のフォーメーションは4-2-3-1で、15位と波に乗れていない鹿島は、上田が怪我から復帰して2トップの一角に入った4-4-2とマッチアップする形。

試合はホームの福岡が最初押し気味で始まるが、前半10分に鹿島はCKで上田がニアで合わせて先制点をゲット。福岡も金森のキープから左サイドを北島が破り、三國ケネディエブスに合わせるチャンス。

ここで福岡に痛いミス、前半28分に鹿島のCKから最後は荒木がボレーシュートを放ち、コースは正面だったが雨でボールが濡れていたせいか、福岡GK永石がキャッチしたボールを落としてしまい、ゴールラインを割って鹿島に2点目が決まる。さらに35分、エヴェラウドのパスを受けた上田がフェイントからターン、シュートという流れるような3点目を決める。

前半は鹿島に圧倒された福岡は、後半から一気に渡、前、山岸を投入。早速、後半2分に渡がシュートを放つ。その後も福岡は押し気味に試合を進めるが、16分音チャンスも渡が足を滑らせてシュートまで行けず。逆に鹿島はその直後にカウンターからエヴェラウドが抜け出し、角度の無いところからシュートを決めて4点目。

ここで鹿島はエヴェラウド、荒木を下げる余裕の采配。福岡は後半30分にCKから流れたボールを拾った吉岡がアウトでクロス、これをグティエレスが頭で押し込み1点を返し、さらに山岸の折返しをサロモンソンがシュート、44分には左からのクロスを渡がシュートも枠外。

後半ロスタイム、鹿島は左サイドで得たFKに、ニアでフリーになった広瀬が頭で流し込みダメ押しの5点目。さらに鹿島は染野がカウンターからシュートの場面を作ったが、そのまま1-5で試合終了、鹿島がリーグ戦のリベンジを大勝で飾った格好になった。

鹿島は怪我から復帰した上田が早速2ゴールを決める活躍、福岡にボールを持たせていても要所をきっちり締め、攻撃となると何人もの選手が連動して飛び出すなど、まるでU-24アルゼンチンを思わせるような高い意思疎通で、公式戦2試合無得点が嘘のような強さを見せつけた。

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