「相手から研究されたシュツットガルト、遠藤が攻守に奮闘も決め手を欠くドロー」ドイツ・ブンデスリーガ第21節 シュツットガルト-ヘルタ・ベルリン

スポンサーリンク

リーグ戦で4連敗を喫して前半戦の勢いが失われつつあるシュツットガルトは、ホームで下位のヘルタ・ベルリンと対戦。シュツットガルトは3-4-2-1のフォーメーションで遠藤はダブルボランチで先発、対するヘルタは4-1-4-1の形。

前半8分に、遠藤がカライジッチとのワンツーで抜け出しシュートもGKヤースタインの正面というチャンスを作るが、その後はヘルタがサイド攻撃で優位に立ってシュツットガルトが押し込まれる展開が続く。

シュツットガルトも前半34分にCKからマヴロパノスがヘディングで合わせるも、ヤースタインがファインセーブで防ぐ。38分にもFKからカライジッチがフリーでヘッドも枠外。40分には遠藤がグエンドゥージからボールを奪ってカライジッチに浮き球スルーパスも決められず。ようやく前半ロスタイムにカライジッチが決めたヘッドがVARでゴールが認められ、シュツットガルトが先制する。

後半はヘルタが攻勢、14分にはロングボールでの競り合いでシュツットガルトGKコベルが前に出て交錯した隙にシュートを打たれるが、ライン上でギリギリクリア。その後は膠着状態が続いたのだが、ヘルタが終盤になってペースアップ、後半37分にケディラのパスから17歳のネッツに決められ同点。

その後はホームのシュツットガルトがボールを保持する展開になるが、ヘルタも守備を固めてチャンスを作らせず、3分間のロスタイムにFKからこぼれ球をマヴロパノスが拾ってミドルもゴールならず、そのまま1-1のドローで試合終了。

遠藤はグエンドゥージとマッチアップ、ケディラのマークを受けて90分を通じて自由にプレイをさせてもらえなかったが、攻守の随所に顔を出してキャプテンらしい働きは見せた。エースFWのニコラス・ゴンザレスが怪我で離脱、ワマンギトゥカが厳しいマークを受けて得点力が落ちているのが厳しい。しばらくは耐えるターンが続きそうだ。

タイトルとURLをコピーしました