「瓜二つな双子チーム同士のミラーゲーム、明暗を分けたポイントは?」全国高校サッカー選手権3回戦 神戸弘陵-帝京長岡

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年明けからどうもHDレコーダーの無線LANの調子が悪く、準々決勝の番組欄が出て来なくて録画し損ねたため、昨日はその前の3回戦のほうを観戦。なのでレポートはさらっと。

神戸弘陵、帝京長岡ともに、フォーメーションは中盤ダイアモンドの4-4-2、しかもどちらもショートパス主体のサッカーという、まるで双子のようなチーム同士の対戦。

前半7分に、帝京長岡のバックパスを拾ったトップ下の徳弘がそのまま持ち込み先制ゴールを決める。が、これで受け身になってしまった神戸弘陵は、前半13分に帝京長岡の猛攻を浴びてPA内で何度もシュートを浴びると、ゴール前での混戦から葛岡に決められ同点に追いつかれる。

後半に入っても一進一退の攻防が続いたが、後半14分に帝京長岡が右サイドをパスで崩すと、神戸弘陵のDFが引きつけられた隙にファーにいた上野が押し込み逆転、さらに16分にCKから川上が頭で決めて帝京長岡が3点目。

神戸弘陵は飲水タイムの時に2人を投入するが。後半30分にはPA内でパスを受けた徳弘のシュート、34分にはスローインからシュートも帝京長岡GK佐藤が触ってゴールポストに当たる決定機。

しかし帝京長岡はその後も慌てる事無く試合をコントロール、ロスタイムにはコーナーでキープして時間を稼ぐ余裕を見せながら、そのまま1-3で逃げ切り試合終了。

どちらも攻撃のポテンシャルはほぼ同じレベルではあったが、神戸弘陵は守備の時にボールサイドに集まりがちだったのに対し、帝京長岡はきちんとゾーンを守りながら対処していた差で勝敗が決まった感じ。

帝京長岡は準々決勝では市立船橋を破り、土曜日に山梨学院との準決勝に挑むが、堅守を誇る山梨学院に対して帝京長岡自慢のパスサッカーで崩し切る事が出来るかがポイントになりそうだ。

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