「もはや遠藤にはマンマークでの対応が当たり前」ドイツ・ブンデスリーガ第8節 ホッフェンハイム-シュツットガルト

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シュツットガルトで完全な主力として定着した遠藤は、代表明けのホッフェンハイム戦でも当然のように先発、3-4-2-1フォーメーションのアンカーに入った。対するホッフェンハイムは3-1-4-2の形で対峙。

試合はどちらもポジション的にほぼマッチアップする形とあって、ボールサイドでガツガツとデュエルが展開される落ち着かない流れ。そんな中で前半12分に遠藤がミドルシュートを放つが、16分にシュツットガルトDFアントンのクリアミスを拾われ、バウムガルトナーに先制点を決められる。

しかしシュツットガルトもその2分後、遠藤の縦パスを受けたニコラス・ゴンザレスが、連続カットインでPA内に切れ込み、最後は左足でファーへシュートを流し込み同点。これで遠藤にはアシストが付いた。さらに27分、遠藤のパスを起点にクロスからゴンザレスのヘッドがクロスバー、こぼれ球をワマンギトゥカがシュート、これまたポストに当たるが、自分で押し込みシュツットガルトが逆転。

後半からホッフェンハイムは4バックに変更、早速3分に左サイドをセセニョンが抜け出し、GKコベルの股を抜くシュートを決めて同点。このあたりから代表戦での疲れがあるのか、遠藤の動きが悪くなって、相手にパスコースを防がれてミスパスが増え始める。

それでも後半24分、遠藤がダブルタッチでマークを交わすとそのままドリブルで持ち上がり、カストロにラストパスもシュートは決まらず。逆に後半26分、カウンターからグリリッチが抜け出しアントンが後ろからタックルをかましてPK、これをクラマリッチが決めてホッフェンハイムが逆転。

シュツットガルトは後半ロスタイム3分、スローインの場面でケンプフが攻撃参加、ファーに流れたボールを振り向きざまにシュート、これがGKバウマンの体をわずかにかすめて決まり、土壇場でシュツットガルトが同点にして試合終了。

遠藤は完全に相手チームから警戒される存在になっていて、ホッフェンハイムはシュツットガルトのビルドアップ時には、必ずサマセクと2トップの3人で遠藤を囲みに来ていて、時間とスペースをほとんど与えてもらえなかった。それでもアシストを記録したところはさすが。これからマンマークが当たり前になる中、どこまで存在感を出し続けられるかだね。

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