「代表でリズムを取り戻した堂安、バイエルン相手に右足でゴールを決める」ドイツ・ブンデスリーガ第4節 アルミニア・ビーレフェルト-バイエルン・ミュンヘン

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A代表ウィーク明けのブンデスリーガ。アルミニア・ビーレフェルトは王者バイエルンとホームで対戦。カメルーン戦で先発した堂安は早速この試合でも先発出場、フォーメーションは4-2-3-1で右SHのポジションに入った。バイエルンも同じく4-2-3-1の形。

まあ、両者の力の差は明白でビーレフェルトは後半6分までに4失点。ボールを支配されるのは仕方ないが、あまりにも簡単にゴール前でレヴァンドフスキをフリーにさせてしまったのではどうしようもない。以下、堂安が絡んだプレイのみを列挙。

前半24分、堂安が右サイドでパスを受け、カットインから左へ大きなサイドチェンジ、いったんボールを後ろに下げたスキに堂安がPA内へ走り込み、そこにパスが通りボールキープからクロスもカットされてCKをゲット。

前半33分、高い位置で堂安がスライディングタックルでボールを奪い、サポートからパスを受けてカットインから左足シュートもGKにセーブされる。43分にも右サイドでボールを受け、ドリブルからカットインシュートもGK正面。44分、堂安が自陣でパスカット、縦パスからボールを受けてドリブルも相手にカットされる。

後半3分、カウンターで堂安からゲバウアーにロングスルーパスが通るがシュートはノイアーに阻まれる。そして後半13分、中盤でのクリアがファビアン・クロスに渡り、上がって来た堂安に横パス、堂安はカットインと見せかけて縦に突破、マークに入った選手の股を抜く右足でのゴールを決めて1点を返す。

その後はバイエルンが安定してボールを支配、ビーレフェルトが選手交代でリズムを変えようとした後半25分、スローインからパスを受けた堂安がカットインシュート、得点シーンより決定的だったがシュートはバーの上。

後半32分にバイエルンのトリッソがアフタータックルをかまして一発レッド。しかしバイエルンの支配は全く変わらず、ビーレフェルトが攻撃する機会はほとんど訪れない。ようや後半44分、堂安からFWにスルーパスもシュートまで行けず、45分にゾイフェルトと交代、そして試合終了。

代表戦の前の堂安は、やたらと前線に飛び出してゴールに絡みたがる姿勢を見せていたが、この試合は相手がバイエルンというのもあるが、しっかり自陣に戻って守備をこなし、体の強さとキープ力でサイドでの基点となり、そこから大きな展開のパス、そしてカウンターの時はしっかり上がってゴール前に詰めるという、攻守に幅広く絡んで効果的なプレイを見せていた。代表に参加した事の効果もあったのではないだろうか。

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