「鈴木武蔵の技あり初ゴール、森岡は勝利の立役者となるも怪我で交代」ベルギー・プロリーグ第6節 シャルルロワ-ベールスホット

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現在リーグ開幕から5連勝と絶好調のシャルルロワは、4勝で2位に付けているベールスホットと首位争いの対戦。シャルルロワのフォーメーションは4-4-2で、森岡はダブルボランチの一角。ベールスホットは鈴木武蔵が初先発、3-1-4-2の2トップだがヌビッシよりは少し下がり目の位置取り。

試合は森岡の正確なパスを中心にシャルルロワがボールを支配。5バック状態が長いベールスホットは前線へのロングボールが中心で鈴木がボールに関わる機会が少ない。19分にDFと競り合ってキープに成功、ドリブルするが足元に引っかかって倒れてしまう。

すると前半28分、セカンドボールを拾った森岡からノールックのスルーパス、DFは反応できず左で抜け出したレザイーがコースに流し込み、森岡の美しいアシストでシャルルロワが先制する。

この得点でシャルルロワのラインがやや下がり、ベールスホットがボールを保持する時間が多くなり、鈴木がポストプレイで攻撃に絡む場面が見られるようになる。が、決定機を作るまでには至らず前半を終了する。

後半開始からまた前半と同じようにシャルルロワが試合を支配、何度かチャンスを作ったあとの10分に、右サイドからの折返しに飛び込んで来たゴリザデが強烈なシュートを叩き込んで2点目。その直後、森岡が足を痛めて退場してしまう。

2点ビハインドのベールスホットは、ティスダリを入れて3-4-2-1に変更、鈴木は右のシャドーに入る。すると27分、鈴木のプレスでボールを奪うと、ヴァン・デン・バイスのアーリークロスに鈴木が飛び込んでシュートもGK正面、直後にもシュート性のボールに鈴木が合わせるがヒットせず。

シャルルロワは森岡が不在のせいか雑で適当なパスが多くなり、ベールスホットの攻撃ターンが連続する。しかし後半36分にシャルルロワがカウンター、ゴリザデがGKと1対1になった決定機は決められなかったが、41分に左からスルーパスに反応したフォールをハレイミアが後ろから倒してPK、これで勝負あり。

そして後半ロスタイム、自陣から左サイドでパスを繋ぎ、ティスダリのスルーパスにオフサイドギリギリで左サイドから内側に抜け出し、ダイレクトに右隅へ巻いて決める技ありゴールで鈴木武蔵がベルギーリーグ初ゴールを挙げ、そのまま試合終了。

鈴木はとにかく結果が出て何より。Jと違ってベルギーじゃフィジカルは並なので、後半のように全体が押し上げて鈴木をサポート出来るようになるかどうかが今後のカギだろう。森岡は幸い、怪我から復帰して今朝のヨーロッパリーグに出場、浅野がいるパルチザン・ベオグラードに延長で勝利、ELプレーオフへと進出した。

 

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