「既に親分パレホの信頼を得ている久保、今後はチュクウェゼとの関係が鍵」親善試合 ビジャレアル-レアル・ソシエダ

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今日のツール・ド・フランスは見どころが少なめなリエゾンステージなので、DAZNでやっていたビジャレアルとレアル・ソシエダとのプレシーズンマッチを観戦。

ビジャレアルはジェラール・モレノがスペイン代表に招集されたのもあって、久保が4-2-3-1のトップ下で先発、1トップがパコ・アルカセル、左SHがモイ・ゴメス、右にチュクウェゼという並び。

久保が相手CBをプレッシャーをかけ、苦し紛れのパスをチュクウェゼをカット、ラストパスをコクランがゴール角に流し込んでいきなり先制。

右SHのチュクウェゼが中に入って来る事が多く、久保は途中から右に流れる動きを見せるようになったが、チュクウェゼからはあまりボールが出て来ず、まだ信頼関係は出来ていないなという感じ。

ソシエダも19分にモイ・ゴメスのバックパスが短くなったところを拾い、コクランが足を出してしまってPK、しかし相手のキックはGKアセンホが足1本のファインセーブで防ぐ。

23分、縦パスを受けて反転からドリブル、マークの選手に引っ張られてファール、すぐ直後に中で受けて左へすぐスルーパスも味方が感じてなくて動きが遅れて通らず。

しかし28分、相手のクリアを拾ってモイ・ゴメスのパスをスルー、チュクウェゼのこぼれ球を久保が足に当て、それをモイ・ゴメスが拾って抜け出したところを倒されPK、パコ・アルカセルが落ち着いて決めて2点目。

34分、ビジャレアルはカウンターから右サイドへ走り込んだ久保にサイドチェンジが通り、右足でトラップしたところをカットされシュートならず。右でダイレクトで打てたように思えたが、安全策を取ってしまった感じか。

前半45分、左で縦パスを受けてワンタッチで上手く入れ替わり、ドリブルを倒されファール。後半早々、右サイドへ飛び出してロングパスを引き出すが、相手に倒されノーファールの判定。

後半13分に中盤に落ちてボールを受け、ターンからドリブルをしようとするも上手く体を当てられロスト。直後に右へ飛び出し中へ切れ込もうとするが、コースを読まれてカットされる。

ビジャレアルは後半19分に選手交代、パレホがボランチに入ってラバがトップ下、久保が右SHに回る。後半のソシエダは5-4-1にして来たので、久保がWBに付いて低めのポジションが多くなる。30分にカットインからニーニョへピンポイントパスもシュートはバーの上。そして37分に久保はマリオ・ゴンサレスと交代。

トップ下ではなかなか自分の欲しいタイミングとコースにボールを出してもらえなかったし、ゴールやアシストといった目に見える結果は無かったが、マークを付けられた状態で縦パスを受けても安易にバックパスせずミス無くキープ、守備戦術もきっちりこなしており、久保はチームタスクの面では十分な働きだったと言える。

後半から入ったパレホは久保の事をしっかり見てくれていて、パスを出すだけではなく囮としても使ったり、既にある程度の信頼を得ているなと感じた。チュクウェゼとも時間が経てば、相手にとって脅威のコンビになるんじゃないかと思う。今後も、是非トップ下で継続して使ってほしいね。

 

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