「フランクフルトで平凡な選手がグングン伸びるのは、長谷部キャプテンの育成力のおかげ?」

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国際Aマッチウィーク明けのブンデスリーガ。9位のフランクフルトはライバルである7位のバイヤー・レバークーゼンとの対戦。代表引退の長谷部は3-1-4-2のリベロでスタメンだが、チームには1日前に合流したばかりの鎌田はベンチスタート。対するレバークーゼンは3-4-2-1で中盤がマッチアップの形。

試合は互いにコンパクトな布陣で中盤の潰し合いから始まるが、いきなり4分にフランクフルトは右サイドから一発のロングパスにパシエンシアが抜け出し、GKとの1対1を冷静に股抜きシュートで決めてフランクフルトが先制する。

その直後にレバークーゼンはハフェルツが抜け出すも、ヒンテレッガーが後ろからのスライディングでクリアして得点ならず。逆に前半16分、左サイドからコスティッチが引きつけてクロス、そのこぼれ球をパシエンシアがシュートすると、これがドラゴビッチの腕に当たったという判定でPK、パシエンシアがしっかり決めて2点目。

レバークーゼンは41分にアラリオがアーリークロスからダイレクトボレーを放つがフランクフルトGKレノウがファインセーブ。さらに後半は中盤が下がってフランクフルトの守備を引きつけた後、高い位置を取るコスティッチの裏をハフェルツを走らせてペースを握るが、ベララビ、ハフェルツのカットインシュートはレノウがしっかりセーブする。

後半26分、フォラントのクロスが長谷部の頭を超えてアラリオがドフリーでヘッドするも、まともレノウがファインセーブ、そしてカウンターからコスティッチが折り返して最後はドストが押し込むもオフサイド。さらにハフェルツのシュートは長谷部の股に当たってレノウが弾く。

フランクフルトはコスティッチがウイング的に張ったままで右サイドががら空き、そこをベララビとハフェルツに持ち込まれ、後半はこれ以外には全く反撃の形が作れなかったが、
後半35分にコスティッチが裏へ出したパスをドストがDFともつれながらシュート、これがGKフラデツキーの股間を抜いて3点目。これでレバークーゼンの勢いも落ちてそのまま試合終了。

まあ相手の決定力不足に助けられて、快勝と言うには結構やられまくった試合だったけど、
パシエンシアがいつの間にか移籍したハラー並みに前線で基点となれるようになり、GKレノウも安定したセーブで、元フランクフルトのフラデツキーとの勝負に勝つなど、フランクフルトは今期も謎の育成力を発揮してしっかり上位に食らいつきそうだ。これも、いつの間にかしれっとキャプテンに馴染んでいる長谷部の整い力なのか?(笑)

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