「代表と同じ待望の1トップで1G1Aの結果、しかし実際は・・・」DFBポカール1回戦 デルメンホルスト-ブレーメン

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ブレーメンがDFBポカール1回戦で対戦する相手は、5部のデルメンホルスト。本来であればデルメンホルストのホームで試合が行われるはずだったのだが、結局ブレーメンのホームであるヴェーザー・シュタディオンで、デルメンホルストのホーム扱いでの試合となった。

試合は当然、ブレーメンが圧倒的にボールを支配する流れで始まり、大迫もフォーメーション的には4-3-2-1の1トップで先発、いきなり前半10分にオーバーラップでオフサイドラインを抜け出した右SBゲブレシラシエの折返しを、フリーの大迫が押し込んでブレーメンが先制。

その後も大迫は前線でおとりになる働きが多かったが、19分にCKからスッと後ろに下がった大迫が頭で合わせ、モイサンデルがそのボールを押し込み大迫の1G1Aでブレーメンが2点目。

しかしそこからブレーメンがほぼハーフコートでボールを保持するも、5-4-1で守りを固める相手に効果的な攻めがなかなか出来ず、大迫がしびれを切らせて中盤まで下がってポストプレイをし始めた前半30分、デルメンホルストが一発のカウンターからシュミットに決められ1点差に迫られる。

これでブレーメンの攻撃がさらにリスクオフ状態になって大迫が全くボールを触れない中、ラシツァがオフサイドラインをスルッと抜け出して角度の無いところから3点目を決めると、40分にはバイタルでボールを受けたクラーセンがそのまま持ち込み4点目。

後半は15分に右からのクロスに大迫が合わせるもGK正面、17分に味方のシュートをGKが弾いたボールをダイレクトで合わせるも枠外、そして20分に大迫はピサーロと交代。

そのピサーロは後半23分にオフサイド気味だったがクロスに合わせて5点目を決めると、29には強引なターンからドリブルシュートを決めて6点目、これで試合は完全に決まり。その後もブレーメンが何度も決定機は作るがスコアは動かず、結局1-6で試合終了。

大迫はようやく代表と同じ1トップで起用され、1G1Aという結果を出した事は喜ばしいが、まだまだ代表に比べてボールが集まる回数が少ないし、大迫と周りの動き出しが噛み合っていない。大迫のポストプレイとゲブレシラシエのオーバーラップという形が増えると、相当破壊力のあるチームになるのではないだろうか。

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