柴崎は2部のデポル、乾はベティスを退団志願、かくも厳しいスペインへの道

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現在、サッカーについては恒例の夏休み中でツール・ド・フランスを主に見ているわけですが、昨日のステージは特に大きな動きが無かったので、たまにはサッカーネタで更新。

昨日から今日にかけてのニュースでは、ヘタフェでポジションを失っている柴崎が、2部のデポルティボ・ラ・コルーニャへの移籍が決まり、同じくベティスで居場所が無い乾がクラブに退団の意思を示したというニュースが出てますね。

柴崎岳スペイン2部デポルティボ移籍 契約は4年 – スペインリーグ : 日刊スポーツ

乾貴士、ベティスに移籍直訴。クラブは移籍金を3.6~4.9億円に設定か(フットボールチャンネル) – Yahoo!ニュース

ヘタフェはやや極端ですが、「スペインリーグはパスサッカー」というレッテルは既に過去のものとなりつつあり、1部の下位にいるチームはとにかく守備をコンパクトにしてボランチは潰し屋を並べ、ボールを奪ってから手数をかけずに攻めるチームがほとんどになっています。

柴咲もコパ・アメリカでは高い危機察知能力を示していたように、ポジショニングには大きな問題は無いと思うのですが、やはりフィジカルで潰す能力が足りないと見られているのかもしれません。

むしろ、ドイツ1部のほうがスペース的に余裕があって、テクニカルではないものの比較的ボールを繋ぐサッカーをしていて、ダブルボランチではなくアンカーとインサイドハーフの組み合わせを取るチームが多く、柴崎が活きる可能性は高いように思いますが、やっぱ多くの日本人にとってはスペインでプレイする事が第一なんでしょうね。

日本代表の中心選手が2部に移籍というのは残念に思えるかもしれませんが、やはり選手は現場から望まれての移籍でないと不幸せになる可能性が高く、何よりも出場機会を求めている柴崎にとっては悪くない話だと思います。

乾については、確かにベティスの前監督であるセティエンの戦術では、WBとインサイドハーフのポジショニングがガチガチに決められ、張ってから中へ切れ込むプレイが特徴の乾が活きないのははっきりしていましたが、監督が元エスパニョールのルビに変わったので横一線でのリスタートかと思ったんですけどね・・・まあ今からプレイスタイルは変えられないでしょうし、乾こそ2部で伸び伸びやれるクラブがいいのかもしれません。

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