「しょっぱいプレイでしょっぱく勝つというのも、酒井の大事な仕事である」フランス・リーグアン第21節 マルセイユ-ストラスブール

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新年からも連勝を続けて好調なリスタートを切ったマルセイユは、16日にホームでストラスブールと対戦。

マルセイユのフォーメーションはいつもの4-2-3-1だが、酒井はまた左SBで起用され、1トップはジェルマンで2列目はパイェが怪我のため先発から外れ、オカンポス、サンソン、トヴァンという並びになった。対するストラスブールは、今回は4-3-3の形で臨んできた。

アウェイのストラスブールは、守備時にはほとんど前からプレスをかけずに自陣で4-1-4-1の壁を敷いてカウンターを狙う形。当然、マルセイユがボールを保持する流れになるのだが、サイドの高い位置でボールを持っても相手のカバーリングが早く、なかなかフリーな形でクロスやシュートを打たせてくれない。逆にストラスブールは酒井と対面する右ウイングのダ・コスタ、左のサッコに突破力があり、単独でもゴリゴリと力任せなドリブルでマルセイユ陣内にボールを運んで来る。

そんな中で、酒井は不慣れな左での起用ながら、度々良いタイミングでオーバーラップを仕掛け、左足でも何とかクロスを上げてみせるなど積極的な姿勢が目立つ。ただ、縦を切られてしまうと中に戻すだけになってしまうので、そこから右足でサイドチェンジが出来るようになると、もっと攻撃で貢献できるようになるのになと思った。

結局、前半でマルセイユに決定機が訪れたのは、ロスタイムに右サイドでトヴァンが粘り、オカンポスがフリーでヘッドもバーの上になったプレイのみ。後半に突入しても試合のペースは変わらず、11分にオカンポスに代えてパイェを投入するもなかなか戦況は向上しない。

ようやく後半20分を過ぎると、徐々にストラスブールの運動量が落ちてマークが間に合わず、マルセイユの選手が当たっキングサードでフリーになる場面が増えて来る。そして後半23分にはトヴァンのクロスからジェルマンのヘッドという決定機を作るも、ストラスブールGKウキジャのファインセーブに阻まれ、30分にはトヴァンからのパスを受けたパイェがPA内で倒されPKを得るも、ジェルマンのキックのコースを読み切ったウキジャに止められ、その直後のCKからグスタヴォがアウトで合わせたボールもウキジャの超反応に防がれてしまう。

これはマルセイユが勝てないパターンかなと思ったのだが、それを救ったのは途中出場のエンジエ。後半34分に右サイドでマーカーを振り切ってトヴァンがゴール前にボールを送ると、ジェルマンのシュートはブロックされたが、そのこぼれ球が途中出場のエンジエの前に転がり、それをきっちり押し込んでようやくマルセイユが先制点をゲットする。

リードを許したストラスブールは、そこからハイプレスをかけようとするのだが、それをマルセイユが見越したかのように、後半42分に中央からDFライン裏に抜け出したパイェにエンジエからのスルーパスがピタリと通り、パイェはGKをフェイントで交わして無人のゴールに流し込み2点目、これで試合は勝負あり。

3位のモナコがニースと引き分けたため、マルセイユはこれでチャンピオンズリーグ圏内の3位に浮上。酒井は前半こそ目立つ場面はあったが、後半は右SBブナ・サールのフォローに回ることが多く、セットプレイでも対カウンターで自陣に居るような地味な仕事に終始。しかし、悪い意味で目立つこと無く、勝利で終われる事がDFにとっては一番大事だからね。

 

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