「CL王者PSGの個人圧力、曲者アトレティコを蹴散らす」FIFAクラブW杯 グループB パリ・サンジェルマン-アトレティコ・マドリー

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今期から参加32チームで争われる事になった、クラブ・ワールドカップ。力の差がありすぎて大差になる大味な試合が続いているようだが、グループリーグの中では屈指の好カードとなった、CL優勝チームのPSGと、UEFAのクラブランキングで選ばれたアトレティコ・マドリーとの対戦。

試合はPSGが完全にボールを支配、アトレティコはお得意のGKオブラクを中心とした堅い守備からカウンターを狙うという予想通りの展開になったのだが、19分にPA内でのパス回しから、最後はファビアン・ルイスの狙いすましたゴールでPSGが先制。

前半ロスタイムにはアトレティコが高い位置でボールを奪ってグリーズマンがシュートもドンナルンマがキャッチ、そこからのカウンターで最後はヴィティーニャがPA内に突入してゴールと、アトレティコのお株を奪う速攻でPSGが追加点。

アトレティコは後半13分に、右サイドでラストパスを受けたアルヴァレスが針の穴を通すコントロールショットを決めて1点差に迫ったかに見えたが、その前のプレイでファールがあったというVAR判定でノーゴール。33分にはラングレが主審への抗議で2枚目のイエローカードをもらって退場、この時点で試合は決まってしまった。

後半42分には守備対応のまずさからボールを拾われマユルに3点目を決められ、ロスタイムにはハンドによるPKを与えて4点目。結果的にはPSGの圧勝になったが、アトレティコにも勝てるチャンスはあっただけに、ミスで自滅してしまったのがもったいなかった。

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