皆様、昨日は95分間にわたる虚無試合のご観戦、大変お疲れ様でした。おまけに、これで連続28試合の国際Aマッチで続いていた得点記録が途絶えるおまけ付き。
サウジは勝ち点3が必要なはずなのにルナール監督が取った作戦は、5-4-1のフォーメーションで低めの位置にコンパクトな2ラインを引いて、徹底的に日本がプレイするスペースを潰しにかかるプラン。オーストラリアもそうですが、日本ホームの試合は勝ち点1が取れれば良いと完全に割り切っているんでしょうな。
こういう相手から得点を取るには、やはり3CBのサイドが攻撃参加したり、マンチェスター・シティが得意としているような、バイタルエリアからニアゾーンに飛び出す連動した崩しが必要なのですが、戦術は選手任せの日本はひたすら攻めあぐねるばかり。
前半は中村敬斗が左サイドを個人技で崩していましたが、右の菅原はサイドに張っても効果なく久保が孤立。たまにサイドからニアゾーンへのパスを出しても誰も反応できず、連携や意思疎通が皆無で選手の独りよがりなひらめきだけで攻撃している現実を思い知らされました。
後半は伊東純也が何度かスピードで突破する場面はありましたが、クロスの質が良くない上に、中へ飛び込むのが前田大然だけという決め手の薄さ。サイドからのクロスで攻めるならFWに高さが必要なのに、前田と交代したのは古橋というチグハグぶり。監督に勝つ気が無かったとしか思えませんな。
W杯本大会では、日本に対して90分守り倒すチームは少ないかもしれませんが、試合展開によってはガチガチの相手から点をもぎ取らないといけない場面は必ず出てきます。アジアの試合で守った相手にここまで点が取れないようでは、W杯の優勝など夢のまた夢でしか無いと痛感させられますね。