27試合を消化して、ブライトンが勝ち点43で8位、フラムが1点差で9位とライバル同士の対戦になった第28節。ブライトンのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがジョアン・ペドロ、2列目が三笘、リュテル、ミンテの前線。対するフラムは3-4-2-1の形でスタート。
試合開始3分、早速三笘が縦パスを受けて左サイドを突破、クロスを上げるもフラムGKレノがキャッチ。その後もホームのブライトンがボールを支配しながらも、5バックで堅く守るフラムがロングボールから打開を狙う展開。
拮抗した展開の中、試合が動いたのは35分、カウンターから三笘の裏を抜け出したイウォビのクロスをヒメネスが胸トラップからニアにゴールを決めてフラムが先制する。しかし43分にブライトンはアヤリのFKにファーでフリーになっていたファン・ヘッケがヘディングでポストに当たって入るゴールを決めて同点。
後半10分、右サイドでミンテが抜け出し、折り返しを三笘が押し込んだに見えたがミンテがオフサイド。そこからしばらくはフラムがボールを保持、ブライトンはゴール前で粘り強く守る流れ。三笘はイオゥビに対して自陣に戻ってしっかり守備をする。
終盤はブライトンが盛り返し、38分には三笘が絡んだ攻撃で最後はサイドを抜け出したエストゥピニャンが倒されるがノーファール。後半40分には三笘とバレバが下がってアディングラとウィーファーが入る。
このままドローで終わるかと思われた後半ロスタイム6分、PA内ライン際で突っ込んだジョアン・ペドロに後ろからリードの足がかかったという判定でPK、これをジョアン・ペドロ自身がGKの手に当てながら決めて劇的な勝ち越しゴール。ブライトンがシティと勝ち点1差の6位に浮上した。
三笘は5バックで守るフラムのカスターニュが完全マーク、ボールを持ってもすぐさま2人で対応される警戒ぶりで、幻のゴール以外に見どころはあまり作れず。まあチームが勝ったので全て良しにしないといけないね。