ここ5試合は4勝1敗と調子を上げているソシエダは、今節はホームで15位のレガネスと対戦。ソシエダのフォーメーションはいつもの4-3-3で、前線はオスカールソンとセルヒオ・ゴメス、久保の並び。対するレガネスは5-3-2の守備的な布陣。
試合は当然ながらソシエダがボールを保持する展開で始まるが、相手の5バックに攻めあぐねて淡々とした流れが続くが、12分に久保が中でボールを繋いでからの展開で、左に流れたマリンからの横パスを受けたザハリャンがミドルシュートを決めてソシエダが先制する。
16分にも久保のスルーパスから最後はまたザハリャンがミドルもレガネスGKドミトロヴィッチがファインセーブ。31分にはCBのアゲルドが怪我でマルティンと交代する。37分にはPA内で久保がボールを拾ってシュートもアウトにかかってゴール左。
そして後半に入って早々の3分、右サイドでボールを持った久保がゆっくりドリブル、対峙していたフアン・クルスを股抜きで置き去りにすると、短いカットインから放ったシュートが相手に当たってファーに吸い込まれるゴラッソを決めて追加点。
その後は2点を追うレガネスが攻勢に出る。10分にはダニ・ラバがファーに抜けたパスをダイレクトでシュートもソシエダGKレミーロがぎりぎり弾く。16分に久保がセンターでPA内へ侵入、タピアに倒されたかに見えたがノーファール、この直後にタピアが暴言を吐いて久保が激昂、2人にイエローが出されて久保は累積で次節バルサ戦は出場停止。
後半20分にオスカルソンと久保が下がってオヤルサバルとバレネチェアが入る。そして35分にはCKからのこぼれ球をオラサガスティがアウトにかけたボレー、これがゴール左隅に決まってソシエダがダメ押しの3点目。
あとはソシエダが試合をしっかりコントロールして3-0で試合終了。これでソシエダは欧州戦のリーグ6位に勝ち点1差まで迫った。久保は5バックを敷かれてもマークが1人だけなら楽々チャンスを作ってしまう凄みが出て来た。木曜はコパ・デル・レイでレアル・マドリーと対戦、是非連続ゴールと行きたいところだ。