「前田のアシストで先制も、ロスタイムに耐えきれずセルティック敗退」UEFAチャンピオンズリーグ 決勝Tプレーオフ第2レグ バイエルン・ミュンヘン-セルティック

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グラスゴーでの第1レグを1-2の敗戦で折り返したセルティックは、バイエルンの本拠地ミュンヘンに乗り込んでの第2レグ。

バイエルンのフォーメーションは4-2-3-1で、伊藤洋輝はベンチスタート。セルティックのフォーメーションは4-3-3で、前田が1トップでウイングがジョタとキューン、インサイドハーフ旗手が入ったスタメン。

試合はホームのバイエルンが圧倒的にボールを支配。セルティックは攻撃時には4-3-3、守備時には旗手が前線に上がった4-4-2の形に変化する、最近流行りのスタイルで迎え撃つ展開。

しかし8分にはマクレガーがカウンターから抜け出しながらシュートは枠外、14分にはキューンのシュートがライン際でクリアされ、16分にはゴールライン際の折り返しに前田がわずかに届かず、18分には相手のミスパスから前田がダイレクトシュートもゴール右と、セルティックに何度も決定機が生まれる展開。

その後はバイエルンの攻撃ターンが続くものの、セルティックは粘り強い守備で耐え忍ぶ。45分にはスタニシッチのクロスにハリー・ケインがシュートもクロスバー。結局前半はスコアレスのまま折り返す。

後半早々、ゴレツカが完全にDFラインを抜け出しシュートもセルティックGKシュマイケルが体で防ぐ。15分にはジョタが下がってイダが1トップに入り、前田が左ウイングへとポジションを変更する。18分にはオリセーがシュートもシュマイケルの正面。

そして直後の後半19分、バイエルンがクリアしたボールを前田が猛然と追って相手と交錯しながら触ったボールが裏に流れ、キム・ミンジェのスライディングが空振ったところでキューンがゴール右に決め、アウェイのセルティックが先制、アグリゲートスコアで同点に追いつく。

しかしセルティックはここでキューンが怪我で下がり、ヤン・ヒョンジュンが入る。26分にはカウンターからアーリークロスに前田が競るがGKキャッチ。バイエルンは30分にザネが切れ込んでからシュートもゴール左、33分にゴール正面でFKも壁に当たってのシュートはシュマイケルがファインセーブ。

さすがにバイエルンにも攻め疲れが見え、このまま延長戦に入るかと思われたロスタイム4分、右からのクロスにゴレツカがヘッド、これはシュマイケルが一度は止めたがデイビスに押し込まれて同点、そのまま1-1で試合終了。これでアグリゲートスコアは3-2となりバイエルンが決勝トーナメントへ進出した。

セルティックは非常に良く頑張ったのだが、最後の最後で力尽きた。前田は前半2つあった決定機に決められていればだが、それを決められるようならとっくにビッグクラブだよね。旗手は90分間守備に奔走したが、あまり攻撃で存在感は見せられなかった。

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