「古橋のデビュー戦はボールタッチ7回の忍者ぶり」フランス・リーグアン第20節 レンヌ-ストラスブール

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リーグアンで降格圏の17位に沈んでいるレンヌは、セルティックから古橋を獲得、サンパオリ監督を解任と背水の陣を引いての試合。レンヌとストラスブールはどちらも3-4-3のフォーメーション。古橋は1トップで移籍後早速の先発。

古橋は、味方がボールを持つと常にDFラインを駆け引きをして裏への抜け出しを見せるのだが、その動き出しに対して全くボールは出てこない。ようやく21分に中盤から古橋にスルーパスを出した場面はあったが、途中で相手にカットされる。

結局リーグアンにおける古橋のファーストタッチは、前半29分にGKからのフィードを中盤に降りていた古橋が頭に当てたプレイ。その後ぐらいから、監督の指示なのかカリムエンド=ムインガがトップに入り、古橋は左ウイングにポジションを移す。

37分にまた古橋が1トップに戻ると、39分に縦パスが入ってポストプレイの際に倒されたがノーファール。42分、右サイドでブラスが抜け出してのクロスに、ニアで古橋が合わせるもゴール右、しかもブラスがオフサイド。その直後には右に流れた古橋にボールが通ってミドルシュートもバーの上。l

後半立ち上がりはストラスブールが押し込む流れ、11分に古橋が自陣に戻ってクロスをクリアする場面も。そして後半21分に古橋はモハメッド・カデル・メイテと交代、古橋のデビュー戦はここでで終了する。

25分にはストラスブールがカウンターからエメガが右サイドを抜け出してシュートも、レンヌGKサンバがファインセーブ。このままスコアレスで試合が終わるかと思われた後半44分、CKから流れたボールをブラスがゴール左に流し込んでレンヌが先制。

結局3分のロスタイムもスコアは動かず1-0で試合終了。レンヌはサンパオリ前監督が解任後、ハビブ・ベエ体制になっての初戦を勝利で飾り、残留圏内の15位へと浮上した。

古橋は66分間の出場でボールタッチはわずか7回という忍者ぶり。まあ、前線での動き出しとDFとの駆け引きが命の選手なので、チームメイトとの意思疎通が無ければ何もできないのは当たり前。とはいえ、チームやサポーターがいつまでも待ってはくれないので、とにかくどんな形でも結果が欲しいところである。

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