「伊東のプレアシストで中村敬斗が同点ゴール、関根もリーグアンデビュー」フランス・リーグ・アン第19節 パリ・サンジェルマン-スタッド・ランス

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CLではイマイチだけど、リーグでは首位を独走しているPSGは、19節でスタッド・ランスとホームで対戦。PSGの4-3-3左ウイングにはナポリから鳴り物入りで移籍したクヴァラツヘリアが早速スタメン。13位のランスは4-2-3-1のフォーメーションで、中村敬斗と伊東が両SHで先発、冬に移籍した関根はベンチスタート。

試合は当然PSGがボールを支配。クヴァラツヘリアに対しては伊東もしっかり自陣に戻ってSBとダブルチームを組んで対応。10分すぎには自陣で3人に囲まれながら鬼キープ、14分にはカウンターでボールを受けてファールをもらう。16分には中村のキープからスペースにパスも惜しいオフサイド。

PSGにはミドルは何度か打たれたが決定機を作らせなかったランスだが、26分にCBキプレがPA内で不用意にボールを奪われる絶体絶命の大ピンチ、しかしGKディウフがシュートを何とか足に当てて防ぎ失点を防ぐスーパープレイ。

29分にはランスがテウマの浮き球パスに中村が抜け出しボレーもGKドンナルンマが体で防ぐ。直後にも中村が左にステップからシュートもドンナルンマがキャッチ。31分には折り返しをゴンサロ・ラモスがシュートもディウフが弾いて左に外れるなど、試合が一気に動き出す。

41分には左サイドでボールを受けた中村が2人のマークを抜いてドリブル、PA内にフリーで侵入するが、シュートはコースが甘くキャッチされて決定機をものにできない。前半はそのままスコアレスで終了する。

後半開始早々の2分、PSGはセカンドボールを拾うとクヴァラツヘリアが中へドリブルを仕掛け、ワンツーから最後は右へ流したボールをデンベレが決めて先制点を挙げる。ランスも6分に中村が縦に仕掛けてのクロスを伊東がヘッドもバーの上。

すると後半11分、中村が自陣からカウンターでドリブル、左に流れた伊東からムネツィに折り返し、リターンを中村がダイレクトでゴール右に流し込み、リーグ戦8得点目となる同点ゴールを決める。ここでパリはバルコラなど3人を代えてアクセルを踏み込む。

ランスは4-4-2のフォーメーションに変更、中村が2トップの一角に入って自陣にコンパクトな3ラインを作って守り倒す。32分にはショートカウンターから中村がシュートも相手に当たる。41分にはPSGのCKをディウフがパンチングしたボールをヌーノ・メンデスがダイレクトボレー、しかしディウフがこれもファインセーブ。

後半ロスタイム3分に、伊東に代わって関根がランスデビュー。そのまま右SHの位置に入って守備のタスク。6分には関根がヌーノ・メンデスにぶち抜かれるが、シュートはディウフがキャッチ。そしてそのまま1-1のドローで試合終了。ランスがアウェイで貴重な勝ち点1をゲットした。

ゴールを決めた中村はもちろん、伊東も中村へのプレアシスト以外にも惜しいクロスを何度も放って存在感を発揮。関根はちょっとほろ苦いリーグアンデビュー、まずは身体能力お化けのアフリカンウインガーに慣れないとね。

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