「毎熊が起点のカウンターで、イタリアの強豪ローマを撃破」UEFAヨーロッパリーグ リーグフェーズ第7節 AZ-ローマ

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ヨーロッパリーグのリーグフェーズ第7節。現在19位のAZは、同じプレーオフ圏内にいる14位ローマとホームで対戦。AZのフォーメーションは4-2-3-1で、右SBに毎熊がスタメンで入る。対するラニエリ監督率いるローマは3-1-4-2の形。

試合は最初こそホームのAZが攻勢を見せたが、すぐにローマがボール支配で上回り、AZは自陣に4-4-2の形でブロックを作ってカウンターを狙う展開になる。12分には毎熊が相手のパスをインターセプト、味方に預けてゴール前へ駆け上がるが途中でカットされる。

15分ごろから徐々にAZが中盤でボールを持てるようになり、前線に良い形でボールが入り始める。30分にはローマもカウンターからドフビクがシュートもAZのGKがキャッチ。40分にはポクが左サイドをドリブルで持ち込み、折り返したボールのクリアミスをメールディンクがそのままシュートも枠外の決定機。

後半早々、毎熊が右サイドから横パスを繋いだ攻撃から最後はウォルフェがシュートもバーの上。4分にはローマが左からのクロスにディバラが下がりながらシュート、しかしボールはバーをかすめる。27分にはローマのFKからピジッリが抜け出したが、毎熊が素早くカバーに入ってシュートを打たせない。

30分、毎熊がワンツーから中へ切れ込んでドリブル、右へ展開してからのクロスを毎熊自身がヘディングも、威力が無くてGKにキャッチされる。すると後半35分、AZは毎熊のフィードからカウンター、左サイドをオーバーラップしたウォルフェの折り返しを途中出場のパロットが押し込み、AZが大きな先制点をゲットする。

そこからは当然ローマが押し込む流れになるが、40分には毎熊が左サイドへのスルーパスに追いついてカットするなど、AZも5バックの形で粘り強く守る。最後はクロスの雨あられを浴び、ロスタイム4分にはディバラに強烈なミドルを打たれるがGKがキャッチ。そのままAZが逃げ切って14位に浮上した。

毎熊は、序盤こそ不用意な飛び込みで交わされたりしていたが、ポジショニングは日本にいた時よりも改善、豊富な運動量とスピードで攻守に存在感を発揮。是非決勝トーナメントで活躍してステップアップを果たして欲しいね。

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