「久保のダブルタッチ股抜きスーパーゴールが決勝点」スペイン・リーガエスパニョーラ第19節 レアル・ソシエダ-ビジャレアル

スポンサーリンク

ここまでリーグ7位と来期の欧州戦まであと1歩のソシエダは、5位のライバル、ビジャレアルとホームで直接対決。2試合連続でベンチスタートが続いていた久保は、3試合ぶりに先発復帰、4-3-3の右ウイングに入った。対するビジャレアルは4-4-2のフォーメーション。

対面のカルドナが常時マークを怠らない中、久保は3分にサイドチェンジを足元でピタリと止め、カルドナが寄せた瞬間に縦突破、その直後には久保が下がってできたスペースをブライス・メンデスが使うなど、ソシエダはチームとしての統一感が感じられる。

しかしビジャレアルもすぐに対応、4-4のコンパクトなブロックを作ってサイド攻撃を封じると、バリー、グエイェの2トップにボールを集めてカウンターを狙うが、ソシエダも何とか球際で粘ってシュートを許さない。

23分には久保が3人のマークを引き付けてスチッチにパス、しかしダイレクトのシュートはバーの上。35分には右サイドでボールを奪って久保がゴールライン際をえぐっての折り返しをスチッチがシュートもゴールポストと、いつもは久保を囮に使う事が多いソシエダだが、久保にボールを集めた前半が終わる。

後半になると、ビジャレアルが前に出てプレスを掛け合う展開で始まる。すると後半6分、ビジャレアルのクロスをクリアしたボールをオヤルサバルがダイレクトで前線に蹴り込むと、右サイドを駆け上がった久保がパレホとデュエルを制してボールをキープ、カバーに入ったフェメニアをダブルタッチからのアウトサイドパスで股抜き、ゴール左に流し込むスーペルゴラッソを決めて勝ち越す。

ビジャレアルも反撃、19分にはカウンターからバリーの折り返しをモレノがシュートもソシエダGKレミロがセーブ。25分にはソシエダが久保のパスからスチッチがミドルもビジャレアルGKジュニオールがセーブ。27分にはビジャレアルのCKからカルドナがボレーもレミロがセーブ。

後半37分、オヤルサバルと久保が下がってオスカルソンとマリンが入る。44分にはカウンターからオスカルソンが抜け出してシュートもコースが甘くてジュニオールがキャッチ。試合はそのまま1-0でソシエダが勝利、順位は7位のままながら、ライバルのビジャレアルとマジョルカには勝ち点2差まで詰める結果となった。

今年のプスカシュ賞にノミネートされそうな久保のスーパーゴールは、やっぱり何度見ても気持ち良い。もっともっとこういうゴールが見たいし、できる選手だと思っている。是非2桁ゴールを目指してほしいね。

タイトルとURLをコピーしました