「田中先発でアウェイの勝利、リーズが単独首位に立つ」イングランド・チャンピオンシップ第24節 ダービー-リーズ・ユナイテッド

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チャンピオンシップも絶賛年末進行中のイングランド、シェフィールド・ユナイテッドと同勝ち点で首位に立つリーズはアウェイでダービーと今年最後の試合。フォーメーションはどちらも4-2-3-1で田中碧はボランチで先発。

試合はアウェイながらリーズが序盤からボールを支配。田中はアンカーの位置でほぼフリーでボールを持てるのだが、ダービーの守備にスペースが無くて無難に横パスで繋ぐプレイが多い。

前半12分に田中の展開パスからオーバーラップしたボーグルがシュートもダービーGKゼッターストロムがセーブ、その後はリーズの攻撃が手詰まり、むしろダービーのほうがカウンターから良い形を作り始める。

リーズは前半28分にようやくFWジョセフがスルーパスからシュートもまた防がれる。36分にはカウンターからアーロンソンがシュートもバーの上。そしてそのまま前半をスコアレスで終了する。

後半開始早々、リーズは左サイドを崩して最後はアーロンソンがシュートもまたゼッターストロムがセーブ。3分には右からのアーリークロスがジョゼフの前にピンポイントで届くがシュートはバーの上。15分にはダービーがCKからヘッドもリーズGKメリエがかろうじて弾く。

後半28分には田中のパスからカウンター、最後はジェームズが完全に抜け出しシュートも、コースが甘くゼッターストロムの体に当たってゴールならず。すると後半34分、左サイドからアーロンソンがワンツーからのリターンに抜け出し、アウトでトラップしてからゴールを決めて勝ち越しに成功する。

ビハインドを負ったダービーが攻勢に出ようとするが、やはり地力に勝るリーズがその後も主導権を握る展開。後半ロスタイム3分に田中はお役御免。このままリーズが0-1で勝利、シェフィールド・ユナイテッドがドローに終わったため単独で首位に立つ事になった。

田中自身の出来としては、あまりリスキーなプレイは多くなく無難な選択が多かった。その分、守備でカウンターの芽を摘むべく奔走していてチャンピオンシップらしい選手になって来た感がある。

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