ここまで4試合で2分2敗と勝ちきれない試合が続いているブライトンは、今節で14位のウェストハムとアウェイで対戦。ウェストハムのフォーメーションは4-3-3、ブライトンは4-2-3-1で、1トップがリュテル、2列目が三笘、ジョアン・ペドロ、グルダの並び。
試合はどちらも慎重に守備重視の立ち上がり。三笘の対面はあのワン=ビサカで、互いに警戒して潰し合っているマッチアップ。18分に相手のCKからゴール前でボールを受けた三笘がドリブルでアタッキングサードまで持ち上がって存在感を見せる。
22分にはジョアン・ペドロの浮いたクロスに三笘がボレーも、ウェストハムGKファビアンスキにセーブされる。その後も互いにシュートチャンスはほとんど無く、結局シュート数は枠外を含めて2対1というスタッツで前半を終了する。
後半5分、ブライトンのショートコーナーからの流れでエストゥピニャンのアーリークロスをダンクがGKと競ってこぼれたボールをウィーフェルが押し込んでブライトンが先制する。しかし13分にウェストハムはショートカウンターからボーウェンに抜け出され、シュートはGKフェルブルッヘンが弾いたが、こぼれ球をクドゥスに押し込まれ同点。
21分には三笘が絡んで最後はアヤリがシュートもファビアンスキに弾かれる。直後にブライトンはミンテ、エンシソ、ランプティと3人交代。24分にはそのミンテのクロスに三笘が飛び込むも、ワン=ビサカのカバーにあってシュート出来ず。
26分にはウェストハムが選手交代で5バックにシフト。直後に三笘がカットインからシュートもワン=ビサカがブロック36分には右サイドでミンテが抜け出し、クロスに三笘が飛び込むがわずかにタイミングが合わずゴールポスト。そして40分に三笘がファーガソンと交代。
ロスタイムにはミンテからのクロスにファーガソンがPA内でポスト、リターンをアヤリがシュートもファビアンスキに止められ、ブライトンは決定機をものに出来ず。試合はそのまま1-1で試合終了、ブライトンはこれでリーグ9位と変わらず。
三笘については、対人能力世界最強レベルのワン=ビサカと丁々発止、ゴールには絡まなかったがワールドクラスのデュエルを繰り広げた。ダブルチームだとストレスが貯まるけど、マンマークは見ごたえがあって楽しかったね。