「監督交代が裏目に出て弱体化したサウジ」北中米W杯アジア3次予選 グループC インドネシア-サウジアラビア

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昨日は、インドネシアがサウジアラビアをホームで2-0と破った試合を観戦。

試合は序盤からインドネシアペース。日本も苦しめられた、DFからのロングキックに前線の3人が一気に走り出す攻撃で何度もチャンスを作り出す。サウジは4バックで守っているのだが、あまりにもあっさり振り切られる場面が目立つ。

それでもようやくサウジがボールを持てるようになり始めた前半32分、インドネシアは前残りの3人でカウンター、左サイドでの溜めから折り返しをマルセリーノが決めて先制点。

後半12分にも、サウジのFKから逆にインドネシアがカウンター、右サイドでパスを繋いで、最後はまたマルセリーノがシュート、一度はDFに当たったがこぼれ球を自身が押し込んで追加点。

これでインドネシアは逃げ切りモード、サウジがずっとボールを支配する流れになるのだが、どうにもパスが足元ばかりでインドネシアの守備陣形をなかなか崩せない。とりあえず最後はクロスで終わる攻撃ばかり。

サウジは後半42分にゴール正面でFKを得るが、キックはあっさり壁に当たる。45分にインドネシアのDFハブナーが2枚目のイエローで退場、ロスタイム7分にはCKからフリーでヘッドも決められず、7分にはミドルシュートがクロスバーと、サウジは最後まで得点を奪えず2-0で試合終了。

それにしてもインドネシアが強かったというよりは、サウジの出来があまりにも酷すぎた。バーレーン戦後にマンチーニ監督を解任したはいいが、ルナール監督が復帰しても1分け1敗と完全に裏目。次はホームでの中国戦だが、その次がアウェイで日本戦が待ち受けているだけに、絶対に勝ち点3が必要になるのは確かだろう。

インドネシアは残り4戦のうち2試合がアウェイでのオーストラリアと日本戦だけに、残りの中国とバーレーンには勝利する事が自動昇格の最低条件になりそうだ。

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