11月の第5、6節を終了して折り返しとなった北中米W杯アジア3次予選。いつものようにアジア3次予選各グループの状況を振り返ってみます。
The state of AFC in the third round of #FIFAWorldCup qualifying. 📊⏸️#WeAre26
— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) November 19, 2024
まずグループAは、首位のイランが前節と同様にキルギスに対して3-2で辛勝、何とか勝ち点3を積み上げて日本と同じ勝ち点16で首位をキープ。ウズベキスタンも北朝鮮にアウェイで勝利、3差で追走中。そしてアジア王者カタールはUAEに対してまさかの0-5大敗を喫し、UAEが勝ち点10、カタールが7で3次予選での出場権獲得に黄信号が灯っています。UAEは3月の次節で、ウズベキスタンは次次節でともにイランとの直接対決を残しており、まだまだ先行きは読めません。
グループBでは、首位を独走していた韓国が、アウェイのパレスチナでまさかのドロー。2位のイラクが勝利したため勝ち点差は3に縮まりました。ただ、3位のヨルダンがドローに終わったので韓国と勝ち点5の差は変わらず。とはいえ、イラクは3月にクウェート、北朝鮮と下位2チームとの対戦、韓国は次次節がヨルダンとの直接対決があるため、こちらも予断を許さない状況です。
そしてグループCでは、日本が中国を順調に破ったのに対し、2位のオーストラリアがバーレーンに対して後半ロスタイムに追いつく痛恨のドロー、3位のサウジアラビアに至ってはインドネシアに0-2で完敗という始末。そのため、2位のオーストラリアは勝ち点7で日本と9差がつき、3位以下は全て勝ち点6で並ぶという、無風の日本以外は超絶大混戦という事態になっております。
その中ではチームの力量的にオーストラリアが一歩抜けていると思いますが、サウジはどうやら監督交代が裏目に出ている様子ですし、中国は既に日本戦を2試合消化、内容的にもかなり自信を付けてきているので、後半戦は台風の目になりそうな気がします。とにかく日本以外は最後まで楽しめそうですな(笑)。