「冨安が怪我から復帰、菅原は守備に苦しみ2失点に絡む」イングランド・プレミアリーグ第7節 アーセナル-サウサンプトン

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現在プレミアリーグ3位のアーセナルに対し、未だ勝ち点1のサウサンプトンがアウェイで臨んだ試合。

今節から冨安が怪我から復帰でベンチスタート、フォーメーションは4-2-3-1のアーセナルに対し、サウサンプトンは同じ4-2-3-1で菅原が左SB、元アーセナルのラムスデールがGKで先発。

試合は最初からアーセナルが高い位置からプレスを仕掛け、ひたすら受け身のサウサンプトンはたまらず5バックに守備を変更する。やられっぱなしのサウサンプトンは、ようやく前半17分にウォーカー=ピータースがミドルシュートを放つ。

その後も猛攻を見せるアーセナル、45分にはハーフカウンターからスターリングがシュートも菅原が体を張ったブロック、直後にもトーマスの強烈なミドルをラムズデールがセーブ、スターリングが詰めるもギリギリでクリア、サウサンプトンはなんとかスコアレスで前半を終了する。

後半4分、サウサンプトンはディブリングがドリブルで持ち込みシュート、DFに当たったボールをフェルナンデスが詰めるもバーの上、この試合初めての決定機。さらに9分、カウンターから左サイドを抜け出したアーチャーがカットインからシュート、これがサリバに当たってゴールに吸い込まれ、アウェイのサウサンプトンが先制する。

しかしアーセナルも13分、ダウンズのミスでハーフカウンター、サカのパスからハヴァーツが決めてすぐさま同点。さらに22分、右からのクロスに菅原の後ろから飛び込んだマルティネッリが飛び込んでアーセナルが逆転。菅原は前に入ってきたミケル・メリーノに集中していてマルティネッリに気づいてなかった。

菅原は34分のCKでキッカーを務め、ハーウッド=ベリスが突っ込んでのヘディングがクロスバーに当たり、惜しくもアシストならず。36分には菅原のオーバーラップからクロスも味方が入らずファーに流れてしまう。

そして残り7分、怪我から復帰した冨安が早速右SBで途中出場。すると43分、冨安のフィードからトロサールが抜け出し、菅原がカバーでボールをカットしたのだが、そのボールが流れてサカに押し込まれる痛恨のミスでアーセナルが3点目。

ロスタイム2分、アーセナルはCKのこぼれ球に冨安が詰めるがラインを割る。冨安は4分にもロングボールを戻りながらヘッドで味方にしっかり繋ぐ。そしてそのまま試合は3-1で終了、アーセナルが順当に勝利を手にした。

菅原は、攻撃では何度か良い場面は作ったものの、スターリングとのデュエルに苦しみ、守備の間合いも開け気味で、結果的に2失点に絡んで守備面での課題を残した試合になってしまった。冨安は、怪我明けなららも短い時間で堅実にプレイ。代表には呼ばれてないので、しっかりクラブでポジションを取り戻して欲しい。

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