「伊東のワンツーダイレクトアシスト、中村敬斗が股抜き決勝ゴール」フランス・リーグアン第4節 ナント-スタッド・ランス

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インターナショナルマッチウィークを終えてのリーグ戦再開、リーグ10位のスタッド・ランスは、4位のナントとアウェイで対戦。ランスは4-3-3のフォーメーションで、伊東は右ウイングで先発、中村敬斗はベンチスタート。対するナントは4-2-3-1の形。

試合は意外にもアウェイのランスがボールを保持する流れ。ホームのナントは4-4-2のコンパクトなブロックを作って待ち構え、ボールを奪ったら一気にカウンターを仕掛ける戦い方。

前半5分には伊東が強引なドリブル突破でPA内に入るが最後で潰される。14分にはCKからこぼれたボールがディアキテに入るがシュートはタイミング合わず。18分には伊東がワンツーからゴール前に飛び込むが倒される。

先制したのはナント。中盤で2枚のマークを剥がして左に展開、折り返したボールをアウグストがアウトサイドのトラップから上手くコースに流し込んで先制点を決める。しかしランスも、34分に左サイドをオーバーラップしたサンギにフォファナがスルーパス、折り返しをムネツィが頭で合わせて同点に追いつく。

39分にはナントがカウンターから決定機も、ランスGKディウフが足で止めて難を逃れる。44分には伊東がアーリークロスも相手がクリア。45分にランスDFの手に相手のクロスが当たるもノーファールの判定で助かる。

後半早々、サイドチェンジから前を向いた伊東が足を踏まれるアクシデント。11分にはパスカットからナントが連続して至近距離からシュートはまたGKディウフがどちらも防ぐが、試合のペースはナントに傾く。

15分ごろからは試合が膠着状態になり、22分には伊東の折り返しをディアキテがシュートもナントGKラフォンが弾く。そして28分にフォファナが下がって中村敬斗が投入される。すると早速29分に中村のカットインからクロスは伊東へわずかに届かない。

33分には中村がいったん縦にドリブルして味方に渡した後、中村がPA内で横パスをもらって、ボールを動かしてシュートも相手に当たる。42分には伊東がドリブルから中村にパス、しかしシュートは相手に当たって大きく跳ねる。

このままドローで終わるかと思われた後半ロスタイム、ランスCBアグバドゥが持ち上がって強烈なミドル、これはGKが弾いたがこぼれ球をランスが拾い、伊東がワンツーからダイレクトで中村にパス、そこからDFの股を抜いてゴール左に流し込む技ありゴールを決めてランスが勝ち越し、そのまま1-2で試合終了。

アウェイでのナント相手に、伊東のアシストで中村が決勝ゴールという、日本人にとってはたまらない展開での勝利。これでランスもナントと勝ち点で並び4位に浮上。中村はゴール以外もプレイがキレキレ、フォファナも悪くはないけど、ぜひとも先発で出て欲しいところだ。

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