「ムニョスが鎌田を生き返らせ、チェルシーのアウェイで勝ち点1」イングランド・プレミアリーグ第3節 チェルシー-クリスタル・パレス

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ここまでリーグ戦は連敗スタートのクリスタル・パレス、今節はチェルシーとアウェイで対戦。チェルシーのフォーメーションは4-2-3-1で。パレスは3-4-2-1、前線はマテタ、鎌田、エゼの3人が先発に並ぶ。

試合はホームのチェルシーがボールを支配。鎌田は対面の左SB、ククレジャを監視してカバーする役目、6分には左に流れた鎌田に対してククレジャがついて行ってタックルと、互いにバチバチやり合っている。パレスはボールを奪っても前線への縦パスをチェルシーに狙われて基点が作れず厳しい流れ。

16分には初めて鎌田が攻撃に絡み、最後はウォートンがシュートもチェルシーGKサンチェスがキャッチ。鎌田は中盤で人が足りない分を下がってプレイする事で補っている。チェルシーは22分ごろにマドゥエケが2度の決定的なシュートを決められなかったが、25分にロングカウンターからマドゥエケが抜け出し、パーマーがニアで流したクロスをジャクソンが押し込んでチェルシーが先制する。

パレスはその後チェルシー陣内でボールを持つ時間が増えるのだが、チェルシーも鋭いカウンターで抵抗。39分には左サイドでボールを受けた鎌田がPA内に侵入、切り返しからクロスも2人のマークに阻まれる。45分には右に開いた鎌田がダイレクトでクロスも味方に届かず。

後半開始早々、チェルシーがFKもパレスGKヘンダーソンがファインセーブ、CKからコルウィルの飛び込みもまた防ぐ。すると8分、鎌田がもらったファールからFKの流れで、相手のクリアを拾ったエゼが右足でゴール左に決めてパレスが同点に追いつく。10分にも鎌田のドリブルからエゼにラストパスもシュートまで行けず。

前半とは違い、パレスはエゼと鎌田が交互に中盤へ下がって基点を作る攻撃が機能、右WBムニョスが積極的にオーバーラップして鎌田とコンビで崩し、パレスのリズムで試合が進む。14分にはチェルシーのネトが下がってジョアン・フェリックスを投入。

32分、鎌田が右サイドのムニョスに展開、折り返しを走り込んだ鎌田がダイレクトシュート、チェルシーGKサンチェスが慌ててブロックするもボールが後ろにそれ、かろうじて枠外に飛んだビッグチャンス。39分にはカウンターから鎌田がシュートもDFがブロック。そして44分に鎌田はシュルップと交代。

終盤はホームのチェルシーが押し込む展開になり、8分間のロスタイムにはジャクソンに2度決定的なシュートを打たれるが、GKヘンダーソンの奮闘で最後まで守りきり、1-1のドローで終了。パレスにとっては今シーズン初の勝ち点獲得となった。

鎌田は前半は孤立気味で良い形ではプレイさせてもらえなかったが、後半はWBムニョスが攻撃参加して鎌田とのコンビネーションで何度も良い形を作った。こういう形が定着すると、鎌田の良さがもっと出せるようになると思う。

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