「久保が孤軍奮闘するも、チームは中盤崩壊であっさり敗戦」スペイン・リーガエスパニョーラ第1節 レアル・ソシエダ-ラージョ・バジェカーノ

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試合から3日経っているし、負け試合なので簡単にレポート。

ソシエダのフォーメーションは4-3-3。ただしアーセナルと移籍交渉中のメリーノはベンチ外、リバプールへ移籍の噂が立っていたスビメンディはベンチスタート、3トップはオヤルサバル、ベッカー、久保の並びでスタート。

ホーム開幕戦のソシエダだったが、攻撃のビルドアップが全く機能せず。アンカーに入った23歳のウルコ・ゴンサレスはプレッシャーを受けてボールに触れず、インサイドハーフの2人もマークされて身動き出来ず。久保はいつものように対面のSBからすっぽんマークを受けてボールが来ない。

25分に、カウンターから久保がボールを運んでPA内に入るもロスト、直後にハーフカウンターで久保からベッカーに横切るパスを通すがそれだけ。前半の終わりごろはソシエダがボールを保持するが、マークが甘い左サイド中心の展開で、でも最後は適当なクロスを打つだけで前半終了。

後半からスビメンディがアンカーに復帰。これで明らかにソシエダの組み立てが改善、9分には久保のスルーパスからベッカーがシュートもゴール右に外れる。13分には右で切れ込んだ久保に対してエンバルバがスライディングタックルを仕掛けてイエローカード。

すると22分に、相手CBムーミンが持ち上がってフルートスにパス、対応したハビエル・ロペスが振り切られてゴールを決められラージョが先制。その後もソシエダは攻めながらも点が奪えず、後半33分に交代。

ラージョは41分にスローインからのカウンターでカメージョが追加点、後半ロスタイムにはCKからの流れで前残りしていたスビメンディが1点を返すが、試合はそこまで。ソシエダが1-2でホームでの開幕戦を落とした結果になった。

スビメンディが残留を決めたのは大きいが、それにしても中盤が全く機能せず、ユーロに出ていたオヤルサバルは全く存在感が無く、久保のみがチャンスを作って孤軍奮闘するだけという酷さ。久保はソシエダのユースにいる弟が18歳になる2年後まではソシエダに留まるのではないかと噂されているが、このままではただ時間を無駄にするだけかもしれない。

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