「鎌田、新チームで2点目となる忍者ゴール」親善試合 クリスタル・パレス-ナント

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パリ五輪が終わって間もない、8月17日から開幕するイングランド・プレミアリーグ。鎌田が移籍したクリスタル・パレスは、フランス・リーグアンのナントと最後の親善試合。

クリスタル・パレスのフォーメーションは3-4-2-1で、鎌田はエゼと並んで右のシャドーで先発。1トップはエドゥアールだが本来はパリ五輪に出場していたフランス代表マテタがレギュラーのはず。対するナントは4-2-3-1の形でスタート。

試合はクリスタル・パレスがボールを保持する展開、WBを高い位置に上げて基点を作り、そこにエゼと鎌田のシャドーが絡んでチャンスを作るサッカーなのだが、鎌田のダイレクトパスなどアイデアのあるプレイに味方が反応できない場面が多い。

すると前半18分に、ナントがCKから頭1つ抜け出したCBカステレットがヘディングを決めて先制する。その後はサイドのスペースを埋めて守るナントに対して、鎌田やエドゥアールが良い形でボールを持つ機会が少なくなり、そのまま0-1で前半を折り返す。

後半はパレスが高い位置からプレスをかけて攻勢、しかし7分にナントがカウンターからシュートもパレスGKヘンダーソンが足1本でセーブ。そして15分、縦パスを受けたエゼがヒールで左サイドへパス、ミッチェルのクロスに中へ忍者のようにスルッと飛び込んだ鎌田が右足で合わせて同点ゴール。

ここでパレスはエドゥアール、鎌田、エゼ、グエイ、ウォートンと一気に5人を交代。後半30分にはナントも8人を交代、あとはそのままスコアは動かず1-1のドローで試合終了。

鎌田はラストの親善試合で先発したところを見ても、開幕のスタメンは間違いないだろう。ただ、選手間のコンビネーションについてはまだまだで、鎌田のパスセンスや視野を味方が予測できず、足を止めて傍観している場面が多い。マテタが復帰して前線の起点が生まれ、コンビネーションが向上してくるともっと攻撃は良くなりそうである。

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