「ルーマニア自慢のハイラインもベルギー相手には無理があった」EURO2024 グループE ベルギー-ルーマニア

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初戦のスロバキア戦でまさかの敗戦、一気に崖っぷちの立場になってしまったベルギーは、第2節でウクライナとの初戦を完勝したルーマニアと対戦。

ベルギーのフォーメーションは4-2-3-1で、1トップがルカク、2列目がドク、デ・ブライネ、ルケバキオの並び。対するルーマニアは4-1-4-1の形で臨んだ。

試合はいきなり前半2分、高い位置でベルギーがボールを奪ってドクの横パスをルカクがキープ、落としたボールをティーレマンスが決めてベルギーが先制する。ルーマニアも5分にCKからヘッドもベルギーGKカステールスが防ぐ。

14分にはベルギーが全く同じ形からシュートも今度はルーマニアGKニツァが防ぐ。18分にはルケバキオがカットインからシュートもニツァが横っ飛びでセーブ。31分にはドクが今度は縦突破からシュートもまたニツァが頭上でハンドオフと、ハイラインのルーマニア守備をベルギーが突破しまくるが追加点は決まらない。

後半開始からはルーマニアが攻勢、立て続けにシュートシーンを作る。しかしベルギーもすぐ盛り返し、デ・ブライネが強烈なミドルを連発。11分にルケバキオからトロサールに交代。19分にはデ・ブライネスルーパスから抜け出したルカクがニアにゴールを決めたかに見えたがオフサイド。21分にもデ・ブライネからの横パスをルカクがシュートもGK正面。

ルーマニアも24分にオナナのヘディングによるバックパスを拾ってマンがシュートもカステールスに防がれ、決定機をものに出来ない。逆に後半35分、カステールスのフィードから直接デ・ブライネが抜け出し、ニツァより先に触ってゴール、ベルギーがやっとこさ追加点を決める。

後半40分、今度はルーマニアがGKニツァからのフィードにファエスと競り合いながらアリベクがシュートもゴールライン際でクリア。そしてそのまま2-0で試合終了、これでグループEは全チームが勝ち点3で並ぶという完全カオス状態で最終節を迎える事になった。

ウクライナ相手にはハイプレス・ハイライン戦術がハマって大勝出来たが、ベルギー相手はさすがに通用しなかったね。ベルギーは相変わらずチャンスが多い割に決定力が不足しているが、果たしてルカクがケチャドバする時は来るのだろうか。

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