「試合終盤に同点被弾、W杯3位の強豪が敗退危機へ」EURO2024 グループB クロアチア-アルバニア

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初戦のスペイン戦で大敗を喫してしまい、グループリーグ突破には勝利が必要なクロアチアは、第2節でアルバニアと対戦。クロアチアは4-3-3のフォーメーションで、グヴァルディオルはCBに復帰したが、やっぱり左SBはペリシッチを置く奇策。対するアルバニアは4-2-3-1の形。

試合は当然クロアチアが圧倒的にボールを支配するも、前半11分に右サイドからの左足アーリークロスに、ニアでラチが頭で合わせてクロアチアGKリヴァコヴィッチの脇の下を滑り込み、まさかのアルバニアが先制点。

クロアチアはボールを細かく繋いで何とかアルバニアのゴールを割ろうとするが、アルバニアの集中力は全く落ちず。むしろカウンターから数的不利のシーンでアルバニアのシュートをGKリヴァコヴィッチがかろうじて防ぐ始末。

後半からクロアチアはマイェルに代えてスチッチ、ブロゾヴィッチに代えてパシャリッチを投入するが、エースのモドリッチが精彩を欠いてクロスからのヘッド以外にチャンスを作れない。

ようやく後半29分、アルバニアのカウンターが不発に終わった直後、クロアチアはクラマリッチがDFの股を抜くシュートを決めて同点に追いつくと、30分には左サイドでの競り合いから強引に折り返し、スチッチのシュートがDFに当たってオウンゴール、クロアチアが一気に逆転する。

アルバニアも45分にミドルシュート、リヴァコヴィッチが弾いたボールに詰めたがオフサイド。後半ロスタイムにもゴール前の混戦からシュートもゴール上に外し、このままクロアチアの勝利で終わるかと思われた、

しかしロスタイム5分、左サイドのニアゾーンから折り返したボールに、ギャスラが合わせてゴール、アルバニアが土壇場で同点に追いつき、試合は2-2で終了。これでクロアチアは最終戦のイタリアに勝利しないとグループリーグ敗退の可能性が高くなり、カタールW杯3位の強豪がまさかの大ピンチに陥った。

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