「森保ジャパンに学んだ(?)スペインがクロアチアに圧勝スタート」EURO2024 グループB スペイン-クロアチア

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ドイツでの開催となった今年のユーロ。中でもグループBはイタリア、スペイン、クロアチア、アルバニアが同居する死の組で、初戦はスペインとクロアチアが激突。スペインのフォーメーションは4-3-3で、クロアチアは4-1-4-1。

試合はスペインが予想通り圧倒的にボールを支配、クロアチアはカウンターを狙うも1トップのブディミルになかなかボールが収まらず苦しい展開。20分を過ぎてようやくクロアチアの攻めが見られるようになったと思ったら、29分にラインを上げたタイミングでファビアン・ルイスのスルーパスにモラタがオフサイドぎりぎりで抜け出しゴール、スペインが先制する。

その3分後には、ペドリのパスを受けたファビアン・ルイスがドリブルで切れ込んでDFの股を抜くシュートでスペインが追加点。前半ロスタイムには、バルサの16歳ヤマルの左足クロスにカルバハルが抜け出して難なく押し込み、前半だけでスペインが3点をリードする。

後半は当然クロアチアが前掛かりになり、10分にはブディミルに決定機が訪れるが決められず。その後はクロアチアがペリシッチやパシャリッチを投入、33分にはロドリが足を引っ掛けてしまい、クロアチアにPK。しかしペトコヴィッチのキックはウナイ・シモンに弾かれ、こぼれ球を押し込むがオフサイドの判定でノーゴール。そのまま3-0でスペインが逃げ切った。

スペインは、両ウイングにニコ・ウィリアムズとヤマルを抜擢。森保ジャパンにおける三笘と伊東のように、ポゼッションサッカーにスピードを加えて従来の閉塞感を脱却する事に成功した。逆にクロアチアはW杯からメンバーが変わっておらず、世代交代が出来ていない。オサスナでブレイク中のブディミルもマンジュキッチのような機能性が感じられない。

次節のスペインは、初戦のアルバニア戦を2-1で辛勝したイタリアとの大一番。ここで勝利するとほぼグループ首位突破は確実だろう。クロアチアは1弱のアルバニアに勝って勢いを付けたいところか。

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