一時はラツィオとの契約延長が確実と言われていた鎌田ですが、急転直下の展開でラツィオと契約交渉が破談、一気にクリスタル・パレスへの移籍へ突き進んでいる模様です。
???????? Daichi Kamada to Crystal Palace, here we go! Verbal agreement confirmed as revealed on Friday, medical tests booked this week.
Palace are just waiting for Kamada to sign the contract as free agent.
Oliver Glasner wanted Daichi again after Eintracht chapter together. pic.twitter.com/pPUYuRJIc1
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) June 3, 2024
「鎌田大地がクリスタル・パレスに移籍!金曜日に発表された通り口頭合意が確認され、今週中にメディカルテストが予定されている。」
「パレスは鎌田がフリーエージェントとして契約に署名するのを待っているところだ。」
「オリバー・グラスナーは、アイントラハトでの戦績を終えて、再び大地を欲しがっていた。」
移籍情報ではTier1と目されているファブリツィオ・ロマーノ記者のポストでも、とうとうクリスタル・パレスと鎌田が口頭で移籍に合意したとの知らせが出ましたね。
破談になった背景を報道から推察すると、鎌田はラツィオと3年間の延長オプションが付いた1年の契約を結んでおり、一時はオプションの行使に傾いたものの、契約解除金の金額で折り合いが付けられなかった。ならばと、鎌田側が改めて同じような1年契約を要求したものの、これも拒否されたためにフリートランスファーで出ていくことになった感じですな。
鎌田としては、ラツィオはあくまでステップアップの踏み台としか考えてなかったのに、ラツィオ側はクラブに骨を埋めるか、移籍するなら移籍金をたっぷりプレゼントしてくれる選手を望んでいたので、そりゃ永遠に折り合いなんて付けられないなと思いましたね。まあロティート会長が激怒するのもちょっとは理解は出来ます。
クリスタル・パレスの監督は、フランクフルト時代に鎌田を重用したグラスナー監督。おそらく監督から請われる形でオファーが届いたのだと思いますし、南野と同様に鎌田もポジションを固定すると良さが生きないタイプ。使い方が分かっている監督の元でプレイするのがベターでしょう。とはいえ、プレミアの環境はドイツやイタリアとは全く異なるので、どういう使われ方になるのか心配でもあり楽しみでもありますな。