「鉄壁の冨安がオールド・トラフォードを沈黙させ、アーセナルがシーズンダブル」イングランド・プレミアリーグ第37節 マンチェスター・ユナイテッド-アーセナル

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イングランド・プレミアリーグも残り2試合、シティとは1試合少ない状態で勝ち点2差で首位のアーセナルは、アウェイでマンUと対戦。マンUは4-2-3-1のフォーメーションで、アーセナルは4-3-3、冨安は左SBで先発。

試合はホームのマンUがボールを持つ展開で始まる。冨安はあまり上がらずCBと同じ高さのセンター寄りでスペースを埋めつつ、対面のディアッロが出てくるとマンマークに移るタスク。

前半21分、オナナがロングボールを蹴った時に、ゴールライン際まで下がっていたカゼミーロが1人遅れ、そのスペースを使ってハヴァーツが抜け出し、折り返しをファーから飛び込んだトロサールが押し込んでアーセナルが先制する。

その後はアーセナルがやや守備的になり、アーセナルの右側は冨安がいて攻められないので、ベン・ホワイトがいる左を狙ってガルナチョとダロトの2人で崩しにかかる。ホワイトが抜かれるシーンは多いが、サリバが獅子奮迅の働きでカバーしている。

37分にディアッロがドリブル、PA外でダブルタッチを狙うが倒されノーファール。40分にはガルナチョがライン際を突破もゴールを許さず。前半はマンUに8本のシュートを打たれながらも無失点で折り返す。

後半もアーセナルはウーデゴールとライスがアムラバトとメイヌーのマークを受けて前を向けず、なかなか攻撃の基点を作れない。冨安も時折アンカーの位置に入ってリンクを作ろうとするがあまり上手く行ってない。15分にはガルナチョにカットインからフリーでシュートされるが枠外で助かる。

アーセナルはようやく20分にトロサールのドリブルから最後はウーデゴールがシュートもオナナがキャッチ。27分には途中交代で入ったアントニーが冨安へのパスをカット、そのままシュートもラヤがキャッチ。32分にもサカのミスパスからガルナチョがシュートもサイドネット。

逆にアーセナルも、34分にマルティネッリがカットインからシュートもオナナがファインセーブ。37分にもCKからのボールを弾いた後、ライスのミドルをオナナが横っ飛びで防ぐ。40分に冨安はメイヌーと競り合って倒れるが何とか立ち上がる。

6分間のロスタイムにも互いにチャンスはあったが決めきれず、試合はそのまま0-1で終了。アーセナルはオールド・トラッフォードのアウェイで大きな勝利、シティに対してプレッシャーをかける形になった。

冨安は良い意味で目立たず。前半は何度か良い攻撃参加はあったが、後半はベンチの指示もあるのだろうが攻撃は自重。プレイにキレがあったディアッロをほぼ封じ込めてアーセナルの完封に貢献したと言える。

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